読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『おにたのぼうし』(絵本)

2012年01月30日 | じ~んと感動本
先週、笑える節分の絵本を読んだ小2クラスですが、今日は少し切ない節分のお話を。

おにたのぼうし (おはなし名作絵本 2)
あまん きみこ
ポプラ社


『おにたのぼうし』(絵本)
文・あまん きみこ
絵・いわさき ちひろ

まことくんの物置小屋に住んでいて、おにたという黒鬼の子どもが住んでいました。
おにたは気のいい鬼で、まことくんがなくしたビー玉を拾ってきてやったり、
にわか雨の時に干し物を取り込んだり、お父さんの靴をピカピカに光らせていたこともあります。
けれど、今日は節分の日。
まことくんが豆まきをしたので、おにたはまことくんの家から出ていくことにしました。
おにたが、いい家がないかと探していると、豆のにおいもせず、ひいらぎも飾っていない家を見つけました。
そこの家には、病気のお母さんと、女の子がいました。
女の子は、何も食べていない様子です。
そこで、おにたは男の子に変身して…。

この絵本の中に出てくる人に悪い人は誰もいません。
みんな優しい人たちだからこそ、最後の結末が切なく胸に迫ります。

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『ないた赤おに』(絵本)

2012年01月27日 | じ~んと感動本
もうすぐ節分、節分といえば鬼…ということで、下の子(小1)の一人読み用に借りてきました。

ないた赤おに (大人になっても忘れたくない いもとようこ名作絵本)
クリエーター情報なし
金の星社

『ないた赤おに』(白泉社)
浜田廣介・作
いもとようこ・絵

あるところに、心の優しい赤鬼が住んでいました。
赤鬼は、できることなら人間たちの仲間になって仲良く暮らしていきたいと思っていました。
そこで、赤鬼は家の前に立札を立てました。
「心の優しい鬼のうちです。どなたでもおいでください。おいしいおかしがございます。
お茶もわかしてございます。」
しかし、人間たちは怖がって、赤鬼の家に入ってこようとする者はいません。
赤鬼はむしゃくしゃして、立札を壊してしまいました。
そこへ、友達の青鬼がやってきました。
赤鬼の話を聞いた青鬼は、赤鬼が人間と友達になるために一芝居打つことにします。
赤鬼は人間たちと友達になることはできるのでしょうか。

あまりにも有名な名作絵本ですが、最後の青鬼の手紙を読むたびにいつも胸がいっぱいになります。

この白泉社の絵本は、いもとようこさんの絵が何とも言えずかわいらしく、余計切なくなってしまいます。

お子様とぜひぜひ読んでほしい絵本です。

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『あっ!ゆきだ』(絵本)

2012年01月26日 | 自然・宇宙・生き物・食べ物の本
おとといは雪景色でしたね~♪
うちの子達は盛り上がって、雪だるまを作っていました(^^)

さてさて、今日の小4クラスでは雪にちなんでこの本を紹介しました。
(今日は時間があまりなかったので、全部ではなく少しだけ読みました。)

あっ!ゆきだ (みつけようかがく)
フランクリン・M. ブランリー
福音館書店

『あっ!ゆきだ』(福音館書店)
フランクリン M.ブランリー・作
ホリー ケラー・絵
たかはし つねや・訳

私たちの身近にある雪が、動物や植物とどのように関わっているのか、
またどのように人々と関わっているのか、などを知ることができます。
地面を覆う毛布の役割、家の材料としての役割、水を供給する役割など
雪の色々な働きについて知ることができる一冊です。

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『キツネ』(絵本)

2012年01月25日 | 気持ち・心・体の本
今日の小6クラスでは、この本を読みました。

キツネ
クリエーター情報なし
BL出版

『キツネ』(BL出版)
マーガレット・ワイルド 文
ロン・ブルックス 絵
寺岡 襄 訳

焼けたばかりの森をのがれて、一匹の犬がカササギをくわえて、ねぐらのほら穴にやってきました。
カササギは羽をやけどしていました。
犬は片方の目が見えません。
何日かたったころ、カササギはようやく立ち上がりました、
二度と飛ぶことができないと悲しみにくれていたカササギを、
犬は背中に乗せて走りました。
すずしい風が羽を吹き抜け、なんて気持ちのよかったこと!
カササギは「私があなたの目になるから、あなたは私の羽になって!」と叫びました。
そして、2人で仲良く暮らしていたある日、ほら穴に1匹のキツネがやってきました。
カササギはキツネが苦手でしたが、犬はキツネをほら穴に招き入れます。

さて、彼らの関係はどうなっていくのでしょうか?

絵本ですが、人間関係について考えさせられてしまう深~いお話です。

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『ふくはうち おにもうち』(絵本)

2012年01月23日 | 行事関係の本
もうすぐ節分ですね。
我が家では恵方巻きを食べたことがほとんどなかったのですが、
今年の節分には食べてみよう!と計画中…(^^)

さてさて、節分にちなんで今日の小2クラスでは、この本を読みました。

ふくはうちおにもうち (えほんのマーチ (10))
内田 麟太郎
岩崎書店

『ふくはうち おにもうち』(岩崎書店)
内田麟太郎・作
山本孝・絵

節分の夜、誰かがしくしく泣いています。
「さむいよう、さびしいよう」
「誰だろう、こんな寒い晩に」
留守番をしていた男がそっと戸を開けると、そこにいたのはなんと鬼!

「そこにいたら凍え死ぬぞ」
人のいい男は鬼を中に入れてしまいます。

さてさて、貧乏暮らしのこの家はどうなってしまうのでしょうか?


この男の性格が本当に良くて、私も友達になりたいくらいです(^^)
しかも、鬼が鬼らしくない(笑)。
笑う門には福来る。最後はハッピーエンドのお話です♪

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