読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『質問絵本』(小5に読んだ本)

2024年04月12日 | 思考力を養う本
先週の小学生国語クラスでは、こちらの本を読みました。
 この絵本には、15の質問が載っています。
どれも正解のない質問ばかりで、五味さんの絵を見ながら、お子さんと考える絵本です。しかも、その質問の内容がなかなか攻めています!学校の道徳の授業などでは、きっと取り上げられない質問です。
詳しくは、ぜひ読んでお確かめください。

クラスでは、生徒さんが選んだ答えについて、なぜそれを選んだのかも教えてもらったのですが、その理由がなかなか面白い!
この絵本を一緒に読めば、その人の価値観、観察力、直感など、色々なことが分かりそうです。

一緒に読みながら、生徒さんとかなり盛り上がりました!

子供はもちろん、大人にもおすすめの1冊です。
にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村  ←いつも読んでくださりありがとうございます!ランキングに参加しています。クリックしていただけると嬉しいです!

塾教育ランキング ←こちらもクリックしていただけると嬉しいです!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『オオカミ県』(小6に読んだ本)

2021年08月08日 | 思考力を養う本
久々の読み聞かせ本のご紹介です。
ブログ更新がかなり滞ってしまったので、この休み期間中にまとめてご紹介したいと思います!

さて、7月第4週の小学生国語道場クラスでは、こちらの本を読みました。
 以前、小学生新聞に、こちらの絵本と作者の多和田葉子さんのインタビューが掲載されていました。
そこで、授業ではその記事を生徒さん達に紹介した上で、この本を読みました。

「俺」はオオカミ県の出身です。
ある日インターネットで自分たちに対する悪口を見つけた「俺」は、インターネット上の噂を確かめるべく、都会と言われる東京に行くことにします。


この物語は寓話なのですが、「インターネット」「東京」「統一地方選挙」といった現実世界と直結した言葉も登場するので、世の中で起きている様々なことが思い起こされます。
オオカミ県とは?
バナナ爆弾とは?
そして、オオカミとは?
さまざまなたとえは、何を意味しているのでしょうか。
答えは一つではないと思いますが、それを考えることで、自分の考えが深まっていくのではないでしょうか。

この絵本は、小学生には少し難しく感じられるかもしれません。
社会で起きている出来事を知っている大人(中高生以上)の方が、色々と考えさせられると思います。

溝上幾久子さんによる迫力満点の銅版画が、このお話の雰囲気にぴったりです。
人気ブログランキングへ←いつも読んでくださりありがとうございます!ランキングに参加しています。クリックしていただけると嬉しいです♪
にほんブログ村 本ブログ 絵本・児童書へにほんブログ村←こちらもクリックしていただけると嬉しいです♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『頭の体操BEST 2』(小6に読んだ本)

2021年07月23日 | 思考力を養う本
先週の小学生国語道場では、本を数冊用意していたのですが、なんと、生徒さんから「読んだことあるよ」という言葉が。(塾とは別の場所で読んだことがあったようです)
そこで、急遽、生徒さん達から大人気のこちらの本を読むことになりました。
 たくさん問題が載っているのですが、クラスでは制限時間5分(それぞれの問題に考える制限時間がついています)の問題を選び、考えてもらいました。
答えにたどり着くのはなかなか難しかったようでしたが、生徒さんたちが「考えることがとても楽しい」と感じているのが伝わってきました。
そして、授業後、この本は生徒さんに借りられていきました。(塾に置いてある本は、借りていくこともできます。)
ご自宅でじっくり考えて、楽しんでいただきたいと思います!

人気ブログランキングへ←いつも読んでくださりありがとうございます!ランキングに参加しています。クリックしていただけると嬉しいです♪
にほんブログ村 本ブログ 絵本・児童書へにほんブログ村←こちらもクリックしていただけると嬉しいです♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『思考の整理学』

2021年06月15日 | 思考力を養う本
昨日のブログでは試験勉強にすぐに役立つ本をご紹介しましたが、今回は人生における思考や勉強に役立つ本のご紹介です。
 40年近く前に書かれた本ですが、今でも東大や京大の学生の多くに読まれている名著です。
「たくさんの知識や思考、着想を、より深めていくためにはどうすればよいか」「驚くような発見をするにはどうすればよいか」など考え方のヒントが書かれています。
私も何度か読んでいますが、その時の自分自身の状況により心に残る部分が異なり、改めて気づかされることが多いです。

この本の文章は、高校入試の国語の長文読解問題でもよく取り上げられています。読みやすく、外山滋比古先生の日常生活が随所に垣間見られ、上質なエッセイを読んだときのような充足感を得られます。
本書では、「忘れる」「問題を寝させる」「一つの事だけに固執しない」といったことの大切さが述べられています。知識をはやく間違えずに覚えることが良しとされる学校教育とは逆の価値観とも言える内容ですが、読めばその大切さが分かります。
「セレンディピティ」「ブレイン・ストーミング」など、思考法に関する文章でよく登場するキーワードも分かりやすく説明されていますので、大学生以上の方だけでなく中高生にもおすすめです。

塾に置いてありますので、気になる方は読んでみてください。
人気ブログランキングへ←いつも読んでくださりありがとうございます!ランキングに参加しています。クリックしていただけると嬉しいです♪
にほんブログ村 本ブログ 絵本・児童書へにほんブログ村←こちらもクリックしていただけると嬉しいです♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『頭の体操 第21集』(小5に読んだ本)

2021年02月20日 | 思考力を養う本
先週の小学生国語道場クラスでは、お子さんのリクエストでこちらの本を読みました。

『頭の体操 第21集』 多湖輝(光文社)
(新品がなかったので、リンクは貼っていません)

お子さんたちに大人気の『頭の体操』シリーズ。
クラスでは、「見ザル」「言わザル」「聞かザル」のどれが一番最初に丸木橋の向こうの餌を食べられるか、という問題を考えました。スタートの合図は、背後のボスザルが手をたたく音です。

お子さんたちは色々考え、かなり盛り上がりました!

こちらの本は塾に置いてありますので、答えを知りたい方はぜひ読んでみて下さいね。
人気ブログランキング ←いつも読んでくださりありがとうございます!ランキングに参加しています。クリックしていただけると嬉しいです♪ 
にほんブログ村 本ブログ 絵本・児童書へにほんブログ村←こちらもクリックしていただけると嬉しいです♪

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする