読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『こんなとき きみならどうする?』(小5に読んだ本)

2025年03月22日 | 哲学・生き方の本
子育て話は来週半ばくらいまでお休みさせていただき、塾での読み聞かせで読んだ本を久々にご紹介します。

昨日の小学生国語クラスでは、こちらの本を読みました。
 5にんのところに果物4つ。
さてさて、どうやって分けましょうか。
きみなら どうする?

焼きたてパンです。
パン屋さんは「すごくおいしい」と言ってますが、なんだか変な色。
食べたい?食べたくない?

……こんな質問が13こ(正確には14こ)載っています。

生徒さんたちは、それぞれの質問にワイワイ言いながら盛り上がって答えていました。

この絵本には正解はありません。
自分なりに考えて、自分で納得する答えを出せる。
この絵本の楽しみ方は、これです。

そして、クラスでの読み聞かせで「いいなぁ」と思ったのが、生徒さんたちが他の生徒さんと意見が違ってもお互いにそれを否定しなかったこと。
「どうしてそう思うの?」と興味津々の様子で聞いて、「なるほど~」と納得。でも、自分の意見を変えるわけではないんですよ。

物事には色々な見方があって、全部よい。
そして、お互いの考え方を尊重できるというのが、大切だと思います。

お子さんたちの楽しそうな様子を見て、こちらも平和な気持ちになりました。

次回のブログでは、先週まで小学生国語クラスで何週にもかけて読んでいた本をご紹介します。
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『絶望の隣は希望です!』(小5と読んだ本)

2025年01月05日 | 哲学・生き方の本
昨年の話ですみませんが……
12月初めに地元の図書館へ行ったら、本の36ページ目の一部だけが紹介されていて、本のタイトルや著者名は分からない「シークレットブック」のような企画、「Book36~36ページ目の言葉たち~」が行われていました。

なぜ36ページ目なのかというと、山武(さんむ)のごろ合わせの36から。

その文章やキーワードをもとに、私が選んだのがこちら。
中を開くと……

こちらでしたー!
 
実は、11月から12月の初めにかけて、小学生国語クラスで「アンパンマンの勇気」という文章を勉強していたのです。

この本をクラスに持っていったら、「すごい偶然!!」と生徒さんも大興奮!
……というわけで、クラスではアンパンマン誕生秘話が書かれている「第5章・どん底の僕を救った『アンパンマン』」を読みました。

自分の顔を食べさせて人を助けるアンパンマンが生まれた背景は、教科書の文章「アンパンマンの勇気」にも載っていましたが、こちらは初代アンパンマン(アンパンを配るおじさん)の話から始まり、その後アンパンマンが国民的人気になっていく様子が詳しく書かれています。

「顔を食べさせるなんて残酷だ」と大人たちからクレームが来たアンパンマンを、最初に好きになってくれたのが3歳児から5歳児の子供たちだったのがスゴイ!(今でもそうですよね!)

ちなみに、この第5章は、ただのアンパンマン誕生秘話だけでなく、「この世は善と悪、光と影でできている」ということまで描かれています。バイキンマンが登場するようになったきっかけ、そしてバイキンマンを丁寧に描くことで、アンパンマンが光ってくるということ。やなせさんが92歳のときの著作ですので、書かれている内容が深いです!
生徒さんも熱心に聞いていました。

その他の章では、やなせさんの生い立ちや奥様との出会い、アンパンマンが誕生するまでのあれこれ、奥様の病やご自分の体調のことなど、大人向けの内容なのですが、こちらの本に載っている言葉、「人生、一寸先は光です」という通り、色々な困難がありながらも精一杯楽しく人生を楽しまれているご様子が印象に残りました。

私も、子育てが一段落し、人生の折り返し地点も多分過ぎたと思われますが、この本を読んで、これから年を重ねるのがますます楽しみになりました。

「大切なのは、今日1日を精いっぱい生きること」
この言葉に尽きますね!
まずは、今この瞬間を精一杯生きようと思います。

「一生懸命やれば、人を喜ばせることができます。それでいいんです。」

やなせたかしさんの名言だらけの1冊でした!!
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『星の王子さま』(小5と読んだ本)

2024年10月29日 | 哲学・生き方の本
9月から10月にかけて、小学生国語クラスでは、こちらの本を少しずつ読んでいました。
私も、子供だった頃に読んだ本です。

献辞に「大人は誰でも元は子供だった(そのことを覚えている人は少ないのだけれど)。」とあり、「私は、ずっと覚えていようっと!!」と当時考えていたのを思い出します。

『モモ』を読んだ後だったので、その勢いで、子供の頃に読んでおけばずっと心に残り続けるであろう本を選んでみました。生徒さんも気に入ってくれて、一安心。

クラスでは、一気に全部読むことはできないので、章ごとに分けて読んでいきました。生徒さんがセリフの部分、私が地の文といった感じで、分担しながら読むのが、最近の小学生国語クラスの読み聞かせです。(もはや、読み聞かせていないという話も……)

この話をご存じの方は分かるかと思いますが、なかなか深い話が多く、読んだあとに「これはこんなことを言っているんじゃないかなぁ」とお互いの感じたことを少し話すのも楽しいひと時でした。
小学生の生徒さんですが、年齢の偏見をなくして人として意見を交換してみると、新鮮な視点や、本質をついた考えに驚かされることがあります。

「ものは心で見る。かんじんなことは目では見えない」(訳者によって表現は微妙にちがうかもしれません)

『星の王子さま』に登場するこの言葉は、人生を重ねるほど「本当にそうだな」と実感します。

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『モモ』(小5と読んだ本)

2024年09月01日 | 哲学・生き方の本
今年の夏期講習も無事終わり、少しホッとしています。
8月中にも、英語の絵本や小学生向けの本を読んだのですが、なかなかブログを書く時間が取れなかったので、これからまとめて書いていこうと思います。

さて、7月後半から8月前半にかけて、小学生国語クラスではこちらの本を読みました。
 5年生の国語の教科書に作品の一部が載っています。
授業の長文読解として、それを読んでいたところ、「この続きも気になる!」ということで、一緒に読むことになりました。

ただ、長いお話なので、授業の終わりの10分間読むだけでは終わりが見えない……。
そこで、お盆休みの間にお互い家で読んで、休み明けの授業で一緒に語りましょう!ということになりました。

生徒さんは塾に置いてある本を持ちかえり(当塾には本がかなり置いてあり、生徒さんは自由に借りられます。)、私は図書館から借りてきました。

私が『モモ』をきちんと読んだのは子供のころでしたので、数十年ぶりの再読です!
久々に読んだ『モモ』には、以前読んだときには気づかなかった深さがあり、哲学書のようでした。

さて、お盆明けの授業。

読んだ感想をお互いに語り合いました。
マイスター・ホラについて、時間について、人生について、モモとジジの関係について、時間の花について等…
おしゃべりのような気軽な語り合いでしたが、小学生との対話としてはかなり深い内容だったように思います。

『モモ』では、灰色の男たちが時間貯蓄銀行に時間を預けるよう人間たちに提案してきます。人間たちは灰色の男たちの言いなりになって、時間を節約するように生きるようになります。けれども、節約した時間は、本人のもとに戻ってくることはないのです。

『モモ』の中では、時間をケチケチすることで、子供と遊んでくれる時間のある大人が一人もいなくなってしまいます。生活は日ごとに貧しくなり、画一的になり、冷たくなっていることを誰一人として認めようとしませんでしたが、子供たちはそれをはっきりと感じ始めていました。

『モモ』では、こう書かれています。
「時間とはすなわち生活なのです。そして生活とは、人間の心の中にあるものなのです。人間が時間を節約すればするほど、生活はやせほそって、なくなってしまうのです。」

大人たちが忙しすぎて子供と遊ぶ時間がないのは、私が以前モモを読んだ時代よりも現在の方がひどくなっているように思います。

豊かな生活、豊かな人生とは何なのか、改めて考えさせられました。
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『おしごとそうだんセンター』(中学生に紹介した本)

2024年06月29日 | 哲学・生き方の本
中学生国語道場クラスでは、毎月最低1回は200字作文を書いています。
先日取り組んだ作文は、勉強と仕事の関係についての意見を考えさせられるようなテーマでした。
そこで、先週はクラスでこちらの本を紹介しました。
 こちらは、仕事について色々な角度から考えるヒントを与えてくれる絵本です。
「仕事とは何か」ということから「選び方」「適正」「人生における仕事の位置」など、様々なことを考えられます。
ヨシタケさんの絵本の素晴らしさは、難しい言葉で書いても十分なくらい深いことを語っているにもかかわらず、かわいい絵柄とやさしい語り口のおかげでスラスラ読めてしまうところ。

本を紹介する時間は5分なので、クラスでは生徒さんに選んでもらって
「おしごとって、何?」
「おしごとしてないときもある」
のページを読みました。

「めずらしいおしごと」のページも、かなり面白い!!

将来について考えるようになってきた生徒さんはもちろん、大人にもおすすめの1冊です。
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