読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『ねずみのとうさん アナトール』(小4・小6に読んだ本)

2020年01月31日 | 哲学・生き方の本
今年は子年ですね。
そこで、先週の小学生国語道場クラスでは、ねずみにちなんでこちらの本を読みました。

 アナトールは、パリの近くの小さなねずみ村に、妻と6匹の子どもたちと暮らしていました。
毎日、夕闇が迫ると、ねずみの旦那さんや父さんたちは、パリへ食べ物を探しに行きます。そして、人間の家に入り込みます。
ある夜、アナトールは人間たちがねずみのことを話しているのを聞いてしまいます。
ねずみに対してひどい悪口を言われ、ショックを受けたアナトール。
「軽蔑され、嫌われてると思うと耐えられない。僕の自尊心はどうなるの?僕の名誉は?」

家に帰ると、奥さんが慰めてくれました。
「なにか、人間にお返しができればいいんだけど。でも、そんなことできっこないわ!」
「できっこないって?できるかもしれないよ。素晴らしい考えが浮かんだんだ。」
そして、アナトールはその日からある作業に取り掛かります…。

素晴らしいアイデアで、人間から感謝され、家族にも誇れる仕事を作ったアナトール。
アナトールの仕事にかける情熱は、子どもはもちろん、大人の心にも響くのではないでしょうか。

お子さんたちは、熱心に聞いてくれました。
人気ブログランキングへ←いつも読んでいただきありがとうございます!ランキングに参加しています。クリックしていただけると嬉しいです♪
にほんブログ村 本ブログ 絵本・児童書へにほんブログ村←こちらもクリックしていただけると嬉しいです♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『まるいちきゅうのまるいちにち』(小2に読んだ本)

2020年01月29日 | 世界に目を向ける本
先週の小2国語クラスでは、こちらの本を読みました。

 前の週に、小学生国語道場クラスでも読んだ、こちらの本(そのときの様子は、こちらをクリック)。小2クラスでも読んでみました。
教室には大きな地球儀があるので、絵本を読む前に少しお勉強。
地球の場所によって、同じ瞬間でも時間が違ったり、昼と夜とが逆になっていたりすることを地球儀を使って説明しました。

それから絵本を読んだのですが、お子さんは時間が違うことにとても興味を持ってくれて、読んでいて楽しかったです。
本来でしたら、時差についての知識を得る前に、この絵本で不思議さを知る方がいいのかもしれないのですが、塾では1回しか読めないので、今回は先に時差(この言葉は使っていませんが)について少し紹介してから読みました。

ちょうど1月1日の一日の様子なので、季節的にもぴったりだと思います。

こちらは、私が子供の頃に実家で繰り返し読んでいた絵本で、私にとっても思い出深い1冊です。
実家には、安野光雅さんの絵本がたくさんありました。
『ふしぎなえ』や算数の絵本など…。
今思うと、小さい頃に良質な絵本に触れさせてもらっていたんだなぁと思います。
両親に感謝、ですね!

本は心の栄養だと思います。
今、塾で読んでいる絵本が、少しでもお子さんたちの心に残ってくれたら、本当に嬉しいです。
人気ブログランキングへ←いつも読んでいただきありがとうございます!ランキングに参加しています。クリックしていただけると嬉しいです♪
にほんブログ村 本ブログ 絵本・児童書へにほんブログ村←こちらもクリックしていただけると嬉しいです
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

"Sarah's Surprise"(小6に読んだ本)

2020年01月29日 | 英語の本
先週の小学生英検4級クラスでは、英語道場の洋書多読でも活用しているこちらの本を読みました。
 こちらは、アメリカの高校生たちが登場するシリーズです。
このシリーズでは、日常生活での出来事や、友人関係、恋愛、そして色々な冒険など、ワクワクする話をたくさん読むことができます。(1冊に1話載っています。)

先週読んだ"Sarah's Surprise"は、カフェで働き始めたSarahが主人公。
初めての仕事に励んでいたら、突然男の人がやってきて、品物をかばんに入れ、お金を払わずに出ていってしまいました…!
焦るSarah、…さて、どうなるのでしょうか!?

「な~んだ、そうだったのか!」という結末ですが、途中経過はハラハラドキドキ!

お話は、現在形で書かれているので、英検4級合格の力があるお子さんでしたら、比較的簡単に読めると思います。

お子さんも楽しそうに聞いてくれました。
人気ブログランキングへ←いつも読んでいただきありがとうございます!ランキングに参加しています。クリックしていただけると嬉しいです♪
にほんブログ村 本ブログ 絵本・児童書へにほんブログ村←こちらもクリックしていただけると嬉しいです
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

"NEW HORIZON 1"(小5に読んだ本)

2020年01月27日 | 英語の本
小学生英検5級クラスでは、5級範囲の学習をすべて終え、今は英検の演習問題に取り組んでいます。
そこで、総復習として、先週と先々週の授業では、中1英語教科書の"NEW HORIZON 1"の一部を読みました。

 読んだのは、「Unit 2 学校で」と辞書の使い方のページです。
Unit 2では、This is ~.  That is ~.とHe is ~.  She is ~.の表現が登場します。
NEW HORIZONは人気アニメのような絵柄なので、お子さんにとっては新鮮だったようです。
辞書の使い方のページでは、教科書に載っているものと同じ辞書が塾にあったので、そちらを活用して勉強しました。

これから3月末までは、教科書の文章を通して、今までの学習のまとめをしていく予定です。
人気ブログランキングへ←いつも読んでいただきありがとうございます!ランキングに参加しています。クリックしていただけると嬉しいです♪
にほんブログ村 本ブログ 絵本・児童書へにほんブログ村←こちらもクリックしていただけると嬉しいです♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『まるいちきゅうのまるいちにち』(小4・小6に読んだ本)

2020年01月23日 | 世界に目を向ける本
先週の小学生国語道場では、こちらの本を読みました。

 この絵本は、世界8か国8人の絵本作家さんと、安野光雅さんが作った絵本です。
ある年の1月1日 ロンドングリニッジ標準時0時に合わせて始まります。
ロンドンでは深夜の0時ですが、日本では朝の9時。
日本では冬ですが、オーストラリアでは夏。
地球上の同じ瞬間に、色々なことが起きていることが一目でわかります。

そして、その国を担当しているのは、その国を代表するような絵本作家さんばかり!
アメリカは、『はらぺこあおむし』のエリック・カールさん、
イギリスは『ゆきだるま』のレイモンド・ブリックスさん、
日本は『こんとあき』の林明子さん、などなど豪華な顔ぶれです。

ページをめくるたびに3時間が過ぎるのですが、それぞれの場所にそれぞれのドラマがあります。

お子さんたちは、身を乗り出して、興味津々で聞いてくれました。
人気ブログランキングへ←いつも読んでいただきありがとうございます!ランキングに参加しています。クリックしていただけると嬉しいです♪
にほんブログ村 本ブログ 絵本・児童書へにほんブログ村←こちらもクリックしていただけると嬉しいです♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする