読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『ルピナスさん』(絵本)

2013年10月30日 | 哲学・生き方の本
今日は小学校で読み聞かせがあったのですが、こちらの小学生国語道場クラスでも、読み聞かせをしました
読んだ本はこちら。
ルピナスさん―小さなおばあさんのお話
クリエーター情報なし
ほるぷ出版

ルピナスさんは、小さなおばあさんです。
でも、ルピナスさんは、小さいころからそう呼ばれていたわけではありません。
小さいころは、アリスと呼ばれていました。
アリスのおじいさんは、船のへさきにかざる船首像をほったり、タバコ屋の看板のインディアンを作ったりしていました。
絵もかきました。

夜になると、アリスはおじいさんから、遠い国々の話を聞きました。
話が終わると、アリスはいつも言いました。
「大きくなったら、私も遠い国に行く。そして、おばあさんになったら、海のそばの町に住むことにする。」
「それはけっこうだが、アリス、もうひとつ、しなくてはならないことがあるぞ。」おじいさんは言いました。

「世の中を、もっと美しくするために、なにかしてもらいたいのだよ。」
「いいわ。」アリスは約束しました。

さて、大きくなったアリスは、どんなことをするのでしょうか。


人生について考えさせられる絵本です。

読み終わったら、このおばあさんが「ルピナスさん」と呼ばれるようになった理由も分かります
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『ごんぎつね』(絵本)

2013年10月30日 | 童話・昔話・名作
今日は小学校での読み聞かせでした。
担当学年は4年生。

うちの小学校では、「○○小学校の100冊」という読書ラリー(?)を行っています。

今日は、そのリストの中から、教科書にも出てくるこちらの本を読みました。
講談社の名作絵本 ごんぎつね
作・新美南吉 絵・柿本幸造
講談社

ひとりぼっちのこぎつね「ごん」は、村へ出てきては、いたずらばかりしていました。
ある日、ごんはいつもの調子で、兵十がつかまえたうなぎを、いたずらでとってしまいます。

しかし、その後、兵十のお母さんが亡くなってしまいます。

「兵十のおっかあは、とこについていて、うなぎがたべたいといったにちがいない。
 ところが、わしがいたずらをして、うなぎをとってきてしまった。
 だから兵十は、おっかあにうなぎをたべさせることができなかった。
 そのままおっかあは、しんじゃったにちがいない。
 ああ、うなぎがたべたい、うなぎがたべたいとおもいながら、しんだんだろう。
 ちょッ、あんないたずらをしなけりゃよかった。」
そう思ったごんは、兵十に償いをしようと思うのですが…。


お子さんたちは、しっかり聞いてくれました。

やはり、最後のシーンは衝撃だったようです。(私も、子どもの頃、初めて読んだときは「ええーーっ!?そんなぁ!」と思いました。)
みんな、静まり返ってしまいました…。


久々に、小学校の読み聞かせで「名作」と言われるものを読みました
これを機に、他の名作もどんどん読んでくれるといいなぁ
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『子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの?』(本)

2013年10月28日 | 何度も読んでいる本
今日の小学生国語クラスでは、先週の小学生国語道場でも読んだ、こちらの本を読んでみました。
子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの?荒俣宏、内田樹、瀬戸内寂聴、坂東眞理子、福岡伸一、藤原和博、茂木健一郎、養老孟司 8人の識者に聞きました
クリエーター情報なし
日経BP社

前回の読み聞かせの様子は、こちら
今日は、荒俣宏さん、内田樹さん、福岡伸一さんの意見から、一部を抜粋して読みました。
「人間は、生まれてくるまでの10か月の間に、進化の過程をおさらいする」という話は、お子さんたちにインパクトがあったようです

「面白いなぁ」と感じた生徒の皆さん、ぜひじっくり読んでみてくださいね

この本の後半に載っている大人編からは、子育てのヒントも色々得られます
保護者の皆様にも、おすすめです
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『もこもこもこ』(絵本)

2013年10月27日 | 矢野学習教室通信・ミニ
私ごとですが…、先日甥っ子が生まれました

弟の子どもなのですが、弟の奥さん(あ、義妹ね)は、うちの子たちが小さかった頃、色々な名作絵本をプレゼントしてくれたんです
その絵本を、うちの子達は繰り返し読んで、大きくなりました
絵本って、心の栄養だなぁと、子育てを通じてしみじみ感じます。

そこで、今回、私も甥っ子に絵本を贈りました。
それが、こちら。
もこもこもこ (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)
たにかわしゅんたろう・作 もとながさだまさ・絵
文研出版

しーん

もこ

もこもこ にょき

…というように、擬態語だけで進んでいくお話。

絵もストーリーもシュールなのですが、赤ちゃんだったうちの子達は、この絵本がーーーーいすきで、読むたびに大喜びでした

まさに、谷川俊太郎マジック

絵も、絶妙です

甥っ子にも喜んでもらえたらいいなー(生まれたてなので、まだしばらくは難しいでしょうが…
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"Ape in a Cape"(英語の絵本)

2013年10月26日 | 何度も読んでいる本
今日は、小学生英語クラス。
雨の中、みんな元気に来てくれました

さて、読んだ本は先週と同じこちら。
Ape in a Cape: An Alphabet of Odd Animals (Voyager)
クリエーター情報なし
HMH Books for Young Readers

ちなみに、先週の読み聞かせの様子はこちら

"Ape in a Cape"のページを開くと、お子さん達から「コワイ…」の声
動物ものは、大体「カワイイ」という反応が多いのですが、この本は、その期待を見事に裏切ってくれます(笑)

ただ、繰り返し読んでいると、やめられなくなるような魅力が…。
かわいいだけの絵に飽き足らない方に、お勧めです

英語の韻を踏む楽しさを、十分に味わえます
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