読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

"COLOR ZOO"(小5に読んだ本)

2023年06月30日 | 何度も読んでいる本
6月第3週の小学生英検5級クラスでは、動物・図形・色を表す単語を学習しましたので、こちらの本を読みました。
 何度も読んでいる、こちらの本(以前の読み聞かせの記事は、こちらをクリック)。
ボードブックに穴が開いていて、ページをめくるたびに、色々な動物が現れます。
単純な図形の組み合わせで表現されているのですが、色使いが独特なので、不思議な中毒性が…。
丸(circle)、三角形(triangle)、四角形(square)といった基本的な図形だけでなく、楕円(oval)、六角形(hexagon)、八角形(octagon)などの学校ではあまり学習しないような単語も登場します。
塾のクラスでは小学生に読んでいますが、我が家の息子たちには幼稚園入園前から読んでいました。ボードブックなので、小さな子供にも安心して読ませられます(ビリビリに破かれない…)。

どの年代のお子様にもおすすめの1冊です。

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『もぐらのほったふかい井戸』(小4に読んだ本)

2023年06月29日 | 命・人生について考える本
6月第2週、第3週の小学生国語クラスでは、こちらの本を読みました。
 もう読み尽くしてしまったと思っていた「大人になっても忘れたくないいもとようこ名作絵本」シリーズ。まだ、ありました!

主人公は、モグ吉というもぐらです。
ほんの子どもでしたが、とてもかしこいもぐらでした。
ある日、畑の小道でお金を見つけたモグ吉。
そして、そのお金で土地を買うのです。
モグ吉は、その土地に井戸を掘り…

絵本ですが、大人が読んでも深いです!
いや、むしろ大人向けの絵本かもしれません。

自分の所有物って、何なのだろう。
幸せって何なのだろう…。

そんなことを考えさせられるお話です。

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"Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?"(小5に読んだ本)

2023年06月27日 | 何度も読んでいる本
先週は、月に1度の授業内容報告書週間でした。

月に1度、私どもの塾では保護者の皆様に向けて、授業内容とお子様のご様子をお一人お一人に書いています。生徒さんは日々成長していますので、1カ月でぐんと成長される生徒さんも多くいらっしゃって、毎月驚かされます。一人一人の生徒さんを思い出しながら書く作業は、今後の授業構成を考える上で、私どもにも良い機会となっております。

…というわけで、ブログの更新が滞ってしまいましたが、今日からまとめて更新していきます。頑張ります!!

まずは、6月第2週に英検5級クラスで読んだ本からご紹介します。
 英語クラスで何度も読んでいるこちらの本。(以前の読み聞かせの様子は、こちらをクリック
様々な動物や色が登場します。
基本的には同じ表現の繰り返しなので、英語初心者のお子様でもすぐに理解できると思います。ただ、実は文法的には英検3級レベルのものが混じっています。でも、すんなり理解できてしまうところが、絵本の英語のすごいところです。

生徒さんは、以前日本語で読んだことがあるようで、楽しそうに聞いてくれました。
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『植物のあっぱれな生き方』(小4に紹介した本)

2023年06月16日 | 自然・宇宙・生き物・食べ物の本
先週の小4国語オンライン授業では、こちらの本をご紹介しました。
長文読解問題で取り上げられていたこちらの本には、植物好きにはたまらない植物の驚くべき生態が書かれています。

植物の栄養の摂り方や婚活(!?)、次世代への命の託し方など、トピックは多岐にわたります。
こちらの本は6つの章に分かれているのですが、各章がさらに2~3のまとまりに分けられ、それがさらに3~5つの話題に分かれています。色々な話題について、コラムのように数ページほどで読み切れる構成になっていますので、長文を読むのが苦手な方でも、読みやすいのではないでしょうか。

様々な知恵がつまった植物の生き方。
次世代へ命をつないでいく工夫には感心しました。

私たちは、花の美しさを愛で、植物の実りの恩恵を受けて生きているため、植物は利用する対象だと思いがちです。けれども、この本を読むと、同じ生物として尊敬の念すら覚えます。

本当にあっぱれな生き方です!
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『くもをさがす』(中学生に紹介した本)

2023年06月12日 | じ~んと感動本
先週の中学生国語道場クラスでは、中高生新聞で紹介されていたこちらの本をご紹介しました。
作家の西加奈子さんは、家族でカナダに移住していたときに、乳がんに罹患していることが判明しました。コロナ禍の最中、西さんはカナダで乳がんの治療を行うことになります。こちらの本には、西さんの病が発覚したときから寛解までが記録されています。

この本に登場するカナダ人医師や看護師は、全員関西弁!
そのため、生死を考えざるを得ない瀬戸際のような状況が続く重い場面でも、温かさや本音で話しているような雰囲気が伝わってきます。

そして、がん患者という立場に置かれた西さんが、「弱い立場になった自分」、「老い」、「コロナをきっかけに分断が進んだ社会」、「自分がどう思うかよりも他者からどう思われるかを気にする女性が多い日本社会」などについて考察されているのも、非常に興味深いです。

西さんのがんは寛解するのですが、それは彼女が以前のように戻ったことを意味するわけではありません。一度、生死と真剣に向き合った人は、生き方、考え方を大きく変えるのです。彼女だけではなく、多くのがんサバイバーたちの変化についても書かれています。

この本は、がん患者やがんサバイバーの方はもちろんですが、一度きりしかない人生を生きている全ての人に刺さる言葉にあふれています。第5章では、突然の銃撃で命を落とした人々の記録も、随所に差し込まれています。

私は西さんとほぼ同年齢なので、生きてきた時代が同じこともあり、共感しながら読みました。

自分の弱さも受け止めて、それでも前進し続けることの大切さ。
当たり前の日常の素晴らしさ。
自分軸で生きること。

何気なく毎日を過ごしていると忘れてしまいがちな、当たり前だけれど、本当に大切なことに気づかせてくれる1冊です。

塾に置いてありますので、気になる方はどうぞお手に取ってみてください。

ちなみに、私自身が中3のときに読書感想文を書いたのは、こちらの本でした。
 著者であるジャーナリストの千葉敦子さんは41歳で乳がんを発病し、3年目に再発。けれども、意志を曲げずに渡米します。
命の長さに限りがあるなら、やりたいことを実現しようと考えた彼女。
「書けなくなるまで、仕事を続け、人生を楽しむつもり」という彼女の生き方は、当時の私に大きな影響を与え、その後の私の人生の選択にも大きく影響していたと思います。

読書感想文の書き方を知らなかった当時の私は、本を読んで感じた自分の熱い思いの丈をぶつけるように書いてしまったので「賞」とは無縁でしたが、この本を読むことで、「賞」以上の大きなものをいただけたと思っています。

本には人生を変える力があると信じて、今、私は生徒さんたちに本を薦めています。
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