もうすぐひなまつりですね
そこで、小学生国語道場ではこちらの本を読みました。
舞台は昔の日本。
川のほとりの小さな家に、3人の兄弟と幼い妹のおはなが住んでいました。
兄弟の両親はすでに亡くなっていました。
ですから、小さい妹の世話は3人の兄弟がしなければなりません。
上の二人のお兄さんは、おはなの世話を嫌がっていましたが、3番目の弟(三郎次)は、おはなを一生懸命世話しました。
そして、何年かが過ぎたときのこと。
畑を耕していた三郎次が目を離したすきに、おはなは川に落ちてしまいます!
三郎次はおはなを川から助け上げましたが、おはなはその夜から高い熱を出してしまいました。
…おはなは、どうなるのでしょうか…?
日本では、農耕の始まる時期に身のけがれを祓うため、紙を人間の形に切った「人形」を作り、それで体をなでてけがれをうつした後、海や川に流すという行事が行われていたそうです。
その行事が形を変え、現代のひな祭りになっていったのだそう。
この本の内容は創作ですが、人形にけがれを移し、その年の無事を願うひな祭りの精神が、分かり易く描かれています。
生まれたときから親しんでいる日本の年中行事ですが、その由来を知ると、新たな発見があり面白いです。
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