先週の小学生国語クラスでは、こちらの本を読みました。
1943年3月、アメリカ合衆国政府は、優秀な科学者たちを集めて、ある秘密の計画に取り掛かり始めます。
秘密の計画は、一般の人々には知らされずに着々と進められ、世界で初めての「原子爆弾」が作り出されました。そして、1945年7月16日、ニューメキシコ州南部の砂漠で最初の核実験が行われました。
絵本ですが、子供だけではなく大人も深く考えさせられます。
優秀な科学者たちが作った原子爆弾は、使い方によっては人類、ひいては地球を破滅させるもとになるものです。
学校では、テストの点数が良かったり、物事をよく知っていたりすることが優秀とされます。しかし、真の優秀さは、人間を含めた地球上の生き物たちが幸せに生きていけるように、自分の知識や経験、知恵を活用して、行動できることだと思います。
当塾では、生徒さんたちに、楽しい絵本だけではなく、人類の歴史の負の部分が書いてある本も読みます。そのような面も知ったうえで、自分は何を選択し、どう生きていきたいのかを考えるきっかけにしていただきたいと思っています。
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