読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『まちのねずみといなかのねずみ』(小3が読んだ本)

2023年02月27日 | 童話・昔話・名作
先週の小3国語クラスでは、絵本を2冊読みました。
…と言っても、私が読んだわけではなく(タイトルの変化に気づかれましたでしょうか?)、お子さんが自分で読みました。
1冊目は自分で音読していましたが(読み聞かせてもらうのは、私!)、2冊目は授業後に黙読していました。
1冊目の絵本は、こちらです。
 いもとようこさんが大好きな生徒さん。
そこで、最近はいもとようこさんの作品を、読み聞かせ用(もはや一人読み用か…)として、何冊か準備しています。

ご存じ、イソップのお話です。
現代社会風にアレンジされていることに賛否両論あるようですが、イソップが伝えたかったと思われるポイントは損なわれていないので、私は悪くないと思います。
いもとようこさんのかわいらしい絵柄の力で、あっという間に読んでしまいました。

2冊目の本は、次回のブログでご紹介します。
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ひなまつりにおすすめの絵本

2023年02月25日 | 行事関係の本
来週はひなまつりですね!
というわけで、今まで読み聞かせてきた絵本の中から、ひなまつりにおすすめの3冊を集めてみました。
絵本のタイトルをクリックすると、その本のブログ記事に行けます。お話のあらすじやお子様の反応などを書いていますので、どうぞご覧ください。

まず小学2年生に読んだのは、こちらの2冊です。
 
 
そして、小学4年生~6年生に読んだのは、こちらの絵本です。
 
行事絵本を読むと、その行事の由来や背景などを知ることができます。
年に1度の行事を、読み聞かせ(読書?)でも楽しんでみてはいかがでしょうか。
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『しあわせなハリネズミ』(小3に紹介した本)

2023年02月22日 | 友達っていいなと思える本
昨日の小3国語オンラインクラスでは、こちらの本を紹介しました。
 主人公のハリネズミには、友達がいませんでした。
どんな時でも、思ったことをそのまま口に出してしまうハリネズミの意見は、厳しいものでした。
それで相手を怒らせてしまうことも…。

けれども、もぐらとの出会いで、ハリネズミは変わっていきます。

「本当のことを言えないなら、友達なんかいらない」
「ひとりでいても、ちっともさみしくない」
「誰かに助けてもらわなくても、自分のことは自分でやるさ」
こう思っていたハリネズミが、もぐらと出会うことで、少しずつ変わっていく様子が素敵です。
大切な相手や素敵な物事に出会うことで、喜びだけではなく、今まで感じなくてもよかった悲しみも感じるようになるのですが…。


この物語には漢字はほとんどなく、小学校低学年から読めます。けれども、内容は決して「子ども向け」というわけではなく、人生の幸せとはどのようなことなのか考えさせられる深いお話です。

読んだ後には、友達関係だけではなく、親子や夫婦の関係も振り返ることができそうです。
お子様はもちろん、大人にもおすすめの1冊です。
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『いとの森の家』(小3に紹介した本)

2023年02月15日 | 高校入試で出題された文章が載っている本
昨日の小3国語オンラインクラスでは、長文読解問題として取り上げられていた文章が載っている、こちらの本をご紹介しました。
 父親の思いつきで、福岡市内の団地から小さな村に引っ越してきた小学4年生の加奈子。
都会の暮らしと田舎の暮らしは大違いで、具合が悪くなったり驚いたりしながら、加奈子は成長していきます。
1つ上の姉・真紀子と6つ下の妹・徳子、そして両親と共に豊かな自然に囲まれて生活する加奈子。近所には、同い年の咲子やおハルさんという素敵なおばあさんもいます。
かわいいものに囲まれて、手作りの小物やお菓子を作るのが上手なおハルさんが、受刑者の慰問に行くということを知った加奈子は、善悪や命について考え始めます。


このお話は、加奈子が小学4年生になった年の6月から、1年間の出来事を中心に描かれています。自然豊かな場所で生活すると、都会に比べて季節の移り変わりを色濃く感じます。ホタルを見に行ったり、ランドセルをしょって学校から帰るときに、そばの田んぼにお米が実っていたり…子どもたちが小さかった頃には、我が家も同じようなことをしていたので、思い出と重なって胸がいっぱいになりました。

主人公の加奈子が小学4年生なので、小学校中学年でも読める部分もありますが、本全体の内容をしっかり理解できるのは、小学校高学年くらいからでしょうか。以前、長崎県の県立高校入試の長文読解問題として、この本の一部が出題されていました。
命や人生など、色々なことについて考えさせられる1冊です。
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『しあわせの王子』(小3に読んだ本)

2023年02月13日 | 童話・昔話・名作
先週の小3国語クラスで読んだ2冊目の本は、こちらです。
 いもとようこさんの絵本が大好きな生徒さん。
そこで、こちらの本を用意したところ、「道徳の授業で読んだことがある」とのこと。内容もかなり覚えていて、感心しました。
授業では、なんと、生徒さんが私に読み聞かせてくれました!

町を見下ろせる高い台の上に、幸せの王子の像が立っていました。
からだは金箔で覆われ、両目にはサファイア。
腰の剣には、ルビーがはめられています。
ある日、この町に一羽のつばめが飛んできました。
このつばめは遊ぶのが大好きで、夏の間中飛び回っていました。
秋になり、気が付くと仲間たちはとっくに南の国へ飛び立っていました。
慌てて後を追って飛び続け、この町にたどり着いたのです。
幸せの王子の像を見つけたつばめは、王子の足もとに降りると、羽繕いを始めました。
すると、頭にしずくが…。
それは、王子の涙でした。
王子の涙の訳を聞いたつばめは、王子のお手伝いをすることにするのですが…

何度読んでも、感動的なこちらのお話。
生徒さんは、セリフの部分は気持ちを込めて読むなど、工夫して上手に読んでくれました!
お子さんに読み聞かせてもらうのも、いいですね!
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