
おはようございます。
いきなり夏が来て、そして間もなく立秋。
暑いと練習の疲れがだらだらと尾を引いて、ぼんやりとした疲労状態になります。
練習も仕事もメリハリをつけ、しゃきっとできればと思います。
さて、今週の私の中で最大のイベントが叉焼を焼くことです。
先月そのレシピは偶然見つけました。

いつもざーと読んで捨てるだけだけのJAFの会報誌、

私の興味の網にかかったのがこのレシピ。
煮豚ではなく、焼き豚を作りたいとかねがね思って
ある時は低温調理器を使ったりして、やってみましたが、
「違う!」こどもの頃母親が松崎の精肉屋さんで
買ってきてくれたごちそうとは。

豚肩ロース1㎏、遠州ポークという地元のブランド肉、
それなりにいい値段がします。

フォークでぶすぶすに刺します。
ちょっとサディスティックな気持ちになったりして。

水に10分ほど沈めます。

その間にウーシャンフェン(五香粉)を用意します。
調べると必ずしもスパイス5種ということではなく、
たくさんのスパイスをブレンドするといったようなもので、
日本で言えば七味唐辛子のようなものですね。
八角、山椒、陳皮、丁子(クローブ)、カルダモン、
黒コショウ、コリアンダー、クミン、シナモン(肉桂)
5種どころか9種類になってしまいました。
これをミルサーで粉砕。

付け汁は砂糖120g、塩20g、先帆との五香粉小1、醤油と甜麵醬も小2
溶き卵1/2を練り合わせます。
結構濃厚で、砂糖のじゃりじゃりがなかなか溶けません。
最後に先日紹介した食紅をごく控え目に入れます。

ペーパータオルで水気をふき取り、

肉にまぶして、1日寝かせます。

一日経つと少し水っぽくなっています。

よく味が浸みたようです。

ソースをふき取り、室温に30分ほど放置します。
この間に、オーブンを200度に予熱しておきます。

クッキングペーパーを敷いて20分焼いたら
裏返してまた20分焼きます。

焼き上がりました。

あの食紅真っ赤とはなりませんでしたが、

1時間くらいは放置してから、切り分けお酒のともに。
ちゃんと焼く叉焼のレシピはネットで検索すると
「蜜汁」の文字通りはちみつを使うもの、途中でたれを刷毛で塗るものなど
いろいろありますが、このレシピは手間がかかりません。
味は甘みの中に、ほのかにスパイスの香りがします。
私が求めていたものに近い気がします。
ビッグ富士でもう少し安い肩ロースで試作を繰り返し、
私の得意料理にしたいと思います。
それでは今日も元気に行きましょう。