木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

朝、表に出ると星がきれいで、かなり涼しいなと感じました。

JA気温計が17℃を示しています、1週間前はまだ26℃の熱帯夜だったのに。

3日ぶりの練習も10㎞過ぎくらいまでは、半そででは寒いと感じます。

さて、皆様お待たせしました。

カンナ刃の裏出しとそれとセットの裏押しという作業をご紹介します。

裏出しには、熟練の職人でない限り、この道具が便利です。

多分使うのは7~8年ぶりの箱がほこりをかぶっています。

でも中身は大丈夫、きれいです。

カンナの刃をこのように

ジグにセットします。

両サイドを残して、このように細かな槌目をつけます。

カンナの刃は刃先になるハガネと土台となる柔らかい軟鉄が一体化してます。

その軟鉄の部分をジグで打って、裏側を盛り上げる作業が裏出しです。

今度は盛り上がった刃裏を平らにしていく作業が裏押しです。

それにはより均等に力が入るように、このジグにカンナ刃をセットします。

そしてもう1つ必要なのが、きっちりと平面が出た金盤です。

これに研磨剤になる

グリーンカーボンの粉を蒔いて。水で湿らせます。

これにジグにセットした刃裏を金盤にまっ平になるように押し付け研ぎます。

これはしっかり裏を出すのには大変便利なジグです。

これは先週紹介した裏切れの状態です。

それがここまで、

裏が出ました。

表側はこんな感じです。

この様に素人でもこんなジグを使えば、カンナをちゃんと仕立てることができます。

ただ、今はたぶん建築現場でカンナを使う人もいないのでしょう。

紹介した裏出しヒッターも製造は中止になっているようで、

ヤフオクで新古品が14000円で出ていました。

月曜日は食材がいろいろそれっていて、料理が楽しい夕方になります。

鮭は秋味、この季節の新物です。

ちょっとこれだけは足りないので、ピーマン、キャベツの芯、ニンジン、豚肉を炒め、

酒のあてにします。

朝はいつも今日こそ禁酒と思うのですが、実行されることはなさそうです。

それでは今週も元気に行きましょう。

 



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