木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)




今日も寒い一日で、ビールを飲みたいという気分ではありませんが、
あえて今日はビールを買いました。
それはヤマモトの先天的な弱点(?)である
「初物」に弱い病が出たためです。
2週間ほど前からコンビニのレジに、
さりげなくというか、目立つようにというか
「キリンゴールド、3月20日発売」とステッカーが貼ってありました。
その待ちに待った(単なる言葉の文(あや)で大げさな表現ですが)
20日が今日です。
夕方、UPの散歩を終えるとさっそく近くのスーパーに行きました。
(おっ、あった、あった。写真の印象よりもキンピカしていないな)
ついでにブログを書くために(というのも口実で)
同じキリンのビールと酎ハイも買ってご覧のように写真に納めました。
もちろん、この後(いま、現在)お腹に納めるつもりです。
味はやっぱり「キリン」独特の苦みがあります。
コピーでは「隠し苦味」と表現されていますが、
私に言わせれば少しも苦味は隠れている感じがしません。

ここからは少し経済紙風になります。
昭和の人間にとってはビール=キリンという公式が染みついています。
それぐらいの圧倒的シェアを誇っていたのです。
ところが平成に入り当時業界3位だった「アサヒ」が
「スーパードライ」のヒットにより首位にたったのです。
やはり、苦味が時代に敬遠されたのでしょうか?
しかし、昨年キリンが首位を久しぶりに奪回したのです。
それからキリンの逆襲が始まりました。
「復刻版」やエビスに対抗する高級ビールの発売などです。
そして、多分その最終かつ切り札がこの「ザ ゴールド」です。
「淡麗生」などの発泡酒ではなく、やはり本来のビールで首位に
たちたいというのがビール会社の本望でしょう。
ヤマモト的にはやはりポイントはこの苦味でしょう。
従来のキリンラガーとそんなに差別化はされていないような気がします。
私の舌が鈍感なのか?
その答はビールのおいしい季節の初夏頃には市場が出しているでしょう。
「市場に聞け」が商売の鉄則です。
意外に私の感性は時代をとらえていますよ。
(最後はちょっと自慢でした)


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