木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)




レースを走る者には迷惑なくらい「暑い」陽気でした。
ご覧のように無事完走することができました。
記録は1時間29分56秒、昨年の記録を2分以上縮めたと思います。
(けっこう、かなり自慢してます)
5㎞ごとのラップは20:26 20:56 21:33 22:11 4:50 でした。
1㎞で言うと4分5秒から後半落ちて15秒くらいです。
まあ、安定したペースで走れたのではないでしょうか。
と、解説者風なコメントはここまでです。本当は結構大変でした。
最初の5㎞は昨年オーバーペースで失敗しているので自重します。
22分30秒くらいを想定してました。
しかし、朝、会場で買ったレース用のソックスのグリップがよく、
脚が地面を確実にとらえてくれて楽に進みます。
ラップは予想よりも2分も速い、そこでヤマモトには一つの欲が生まれました。
「1時間30分の壁を破ろう!」
10㎞の安倍川漁港までは順調です。
ところが脚は正直です。12㎞を過ぎるととたんに重くなりました。
私の練習は毎朝12㎞、それ以上の距離は
ごくたまにしかやっていないのです。
さらに悪いことに給水しようとしゃぶったスポンジの水が、
気管支に入りむせ、深呼吸ができません。
前半、快調に通った折り返しのコースがまったく違ったものに見えます。
冷静に、少しピッチを落とし呼吸が落ち着くのを待ちます。
その一方で、棄権をした時の言い訳も考え始めたりしてます。
長い、長い5㎞を過ぎ、ようやく15㎞地点です。
今度はスポンジは顔や体を拭くにとどめました。
ラップを見ると、思ったより落ちていない。
一度あきらめた「30分の壁を切る」をもう一度考え始めます。
しかし、抜いてゆく人についていこうという気力はありません。
15㎞を過ぎると、「あと○㎞」というカウントダウンの表示が出ます。
それだけが私の頼みです。また、安倍川を渡る風が涼しく助けになりました。
表示の距離と自分の時計のにらめっこ。目標達成は微妙な所です。
まだ、ゴール地点にそびえる静岡県庁は遠くに見えます。
市内の大通りに入ってきました。前の方でも落ちてくる人がいます。
「今、みんな苦しいんだ、もう少し辛抱」と脚をだまします。
それにしても1㎞ごとが長い、最後の1㎞は特にそうでした。
フィニッシュタイマーが29分台の後半を指してます。
いけるか!?と思いながら最後の力を出します。
よかった、結果は辛うじて30分を切ることができました。
1年のランニングのけじめをいい形でつけることができて
素直によかったと思います。
また、来年に向けて明日から走ろうと思います。
それから実現されたことはありませんが、
やはり減量すればもっと楽に走れるのだけどとも思います。(思うだけ)
そんな思いも今夜飲めばその瞬間に忘れていることでしょう。

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