今日29日、盛岡市の県民会館で日本共産党演説会が開かれ、久慈地域から20人余りがバスで参加した。山クジラ夫妻もこれに加えてもらって参加した。34歳の吉田選挙区予定候補の話、39歳の比例代表予定候補のいわぶち友さんの話がそれぞれ良かった。いわぶち友さんの語り口はなかなか迫力があってよろしい。やはり若い人たちがこれからの共産党を支えていかないとならないだろう。市田副委員長は、書記局長時代よりさらに砕けた感じの話しぶりだったが、日本共産党が安倍政権を倒し、それにかわる政権を打ち立てる方向性を明確にもち、本気でその実現をめざしている「本気度」が良く理解できた。われわれ末端の党員もいよいよ本気を出さないとならない。帰りの車の中でラジオをイヤホーンで聞いていたら、第1次大戦から第2次大戦の間にナチスがドイツの政権をとり、ヨーロッパで猛威を振るう過程で、アメリカの大企業や高名な哲学者などが協力していった経過があることを話していたが、安倍政権のやり方をもしこのまま許しておけば、日本の未来は大変深刻なものになるだろう。その分岐点が今なのだ。立ち上がるしかない。今でしょう!
NHKの1988年の大河ドラマ『武田信玄』をレンタルのDVDでここ4週間かけて視聴した。1988年といえば、ちょうど現役で地域の共産党の責任者をしており、ほとんどドラマを見たりしている暇はなかったので、放映している期間には視ていないので、この際初めから終わりまで視聴しておこうと借り出した。ちょうどレンタル料が半額になっていて割安ですんだ。原作は新田次郎、もちろん小説の『武田信玄』は読んでいる。新田次郎についていえば山岳小説の名手で、ほとんどの作品を読んでいる。主役の信玄を中井貴一がつとめている。NHKの大河ドラマの場合は時代考証も基本しっかりしているでの、安心して視られる。まず満腹感の得られる作品だった。
レンタルショップから借りてきた木村拓哉主演の『織田信長』を視聴した。2014年TBS制作のテレビドラマらしい。若い人たち向けを意識したのか、使っている言葉が現代語であまり感心しなかった。軽くて騒々しい感じの作品で無理して視なくても良かったのかな?と思ってしまった。世の中良いものばかりではあえりませんね。木村拓哉の人気だのみの作品かな?
またまた新しい作家に手を付けた。長谷川卓の「高積見回り同心控」シリーズである。長谷川卓は1949年静岡県生まれで静岡市在住の作家。早稲田大学大学院演劇科専攻修士課程修了。80年群像新人文学賞を受賞。81年芥川賞候補、2000年『血路 南陵七ツ家秘録』で第2回角川春樹小説賞を受賞とある。高積見回り同心というのも聞きなれない役職だ。ようするに商店などの荷物の積み方等を点検し事故のないようにする役目だと思われる、主人公は滝村与兵衛、定町廻り同心の手伝いを命じられ、難事件に挑んでいく。『百まなこ』では「百まなこ」と呼ばれる面をつけて千枚通しのようなもので殺しを働く犯人を追及する。意外な結末が待っている。家庭内の人間模様を描いたところの秀逸だ。読み続けられそうな作家である。
今日(29日)、盛岡市にある県民会館で共産党演説会が開催される。弁士は市田忠義党副委員長・参議院議員、いわぶち友福島党県常任委員・参院比例区予定候補、吉田恭子党県国会議員団事務所長である。開会は午後2時。私たちも久慈地域からバスで参加を予定。可能な方はお気軽にご参加を!国民連合政府提案をめぐる深い話が聞けます。