「風烈廻り与力」シリーズ29『まよい雪』を読んだ。佐渡から江戸へ帰り着いた鉄次と弥八。鉄次は水替え人足として酷使されるなか、唯一の支えが許嫁のおきみだった。だが、元の住まいの長屋を訪ねると親の病気のために借金がかさみ苦界に身を沈めたと知らされる。鉄次は身請けの金をつくろうと押し込みの一団に加わる。一方、弥八は親友のために、人殺しを請け負うはめに。その背景には、佐渡金山をめぐる腐敗があった。しかも、南町の与力の一人がそれをネタに脅しかけ、妾を囲って優雅な暮らしをしているのだ。剣一郎の犠牲者を極力出さない裁き方に注目だ。
11月19日。おはようがんす。相変わらず、木の伐採作業。雪が降る前に倒せるだけ倒してしまわないとならない。農道に倒れた分は枝を落としたり、切り分けたりして通行できるようにしなければならないが、林の中のものは今倒しておけば、あとは雪が解けてからでも良いのである。ただ順番にやっていかないと、隣の木によりかかって倒れないのもあるから要注意だ。
今朝は妻の得意料理の一つ、牛肉とゴボウの炒め煮が出た。牛肉は切り落としの安い物、ゴボウは何とわが家の物、はじめて栽培してみたがチンケなものしかできなかった。今日の料理ですべて使い切ってしまった。農業は簡単そうに見えて奥が深い。毎年、何かしら新しいことに挑戦しているのだ。