「風烈廻り与力」シリーズの32、『善の焔』を読んだ。『善の焔』は2015年9月の発刊なので最も新しい1冊である。これで、現在はこうされている分はすべて読んだことになる。まだ書き続けているようなので、佐伯泰英のいくつかのシリーズのように読み続けることになるだろう。強風の吹き荒れる大伝馬町で、火の手があがった。剣一郎たちの働きで小火で済んだが、今度は通旅籠町で付け火未遂が起きる。しかも、犯人を目撃した男が刺された。当夜の風向きからすると牢屋敷が狙いではないかと疑われる。死罪で入牢中の5人との関係を疑い、関係者を探る中で、事件の真相が解明される。人の心に済む“善と悪の奥深さ”が真相であったのだが。だんだん、結末がわからない複雑な推理小説の様相を呈してきた感じだ。今後にも期待している。一応、別のシリーズに移るしかない。
11月23日。おはようがんす。ついに初雪だ。今朝7時近くなって、白いものがチラホラ落ちてきた。初雪である。今日で田んぼ周辺の作業も終わりにしないとならないだろうか。最後の片づけをし、最終的にトラクターを自宅近くの畑に移送する。大雪の時の除雪に使うためである。当地では、一昨年は1㍍をこえる積雪があって、除排雪に大いに活躍した。特に、大型除雪車が家の前につくっていく雪の壁を取り除くにはトラクターがないと大変である。以前は、軽トラの荷台に積み、近くの河川敷まで捨てたが、積み下ろしがすべて手作業で大変だったのだ。
今朝は自家製のヤーコンの酢の物が出た。ここ何年か妻が畑にヤーコンを植えるのようになった。キンピラも良いのがだ、やはり酢の物が美味しい。他に紅サケの焼き魚、シュンギクとニンジンの白和え、スキコンブの煮物、サラダというメニュー。