ここのところ小杉健治にはまっているのだが、「風烈廻り与力・青柳剣一郎」シリーズを離れ、『二十六夜待』を読んだ。この本は、短編集である。平成13年にノンノベルから『七人の岡っ引き』と題して出版されたものを、文庫化にあたって『二十六夜待』と改められたものらしい。『二十六夜待』、『蛍火』、『献身』、『逢引』、『囲い者』、『島帰り』、『形見』の7作品が収められている。当初の題にあったように7作品が岡っ引きにかんする話である。江戸の町の治安を守っていた、奉行所の手先となっているものを奉行所側では小者といったらしいが、外での受けが悪いので御用聞きといったらしい。市井に隠れ住む者と岡っ引きの、情けと恩讐を描いている。
おばんでがんす。国会は戦争法案をめぐるせめぎ合いが続いている。与党は何としても今国会で成立させるつもりらしい。国民の声を聞かない政党・政治家に政権を担当する資格はない。そのつけは払ってもらわなければならない。
金曜日の夜は、山クジラ♂が料理担当だ。今日はスルメイカのマリネをつくったのでご紹介しよう。元はスーパーにあったレシピなのだが、準備した生のスルメイカが小型だったので2はいを使った。まず玉ネギ2分の1個をスライスし水にはなしてしばらくおき水をきっておく。ニンジンの千切りとキュウリのスライスしたものに塩をしてしばらくおく。イカはワタを抜いて1㌢幅にカットし、酒を入れた湯で火を通す。オリーブオイル大さじ2、酢大さじ2、醤油小さじ1、砂糖小さじ1、コショウ少々でソースをつくり、準備しておいたイカ、タマネギ、キュウリ、ニンジンを和えて出来上がりだ。いつもイカといえばイカダイコンばっかりなので、なかなか新鮮な感じがする。お試しあれ。
9月18日。おはようがんす。今朝は3時過ぎに防災無線放送で「津波注意報」が放送され、びっくりして起きてしまった。チリ沖で発生した大地震による津波が、太平洋側に到達する可能性があるというものだ。東日本大震災・大津波から4年余り、まだあの時の記憶も消えていないので余計恐怖感を感じてしまった。
今日は洋野町議会の9月定例町議会の最終日で、決算の認定についての賛否が問われる。議員である妻は遅くまで討論原稿を書いていたので、おそらく起きれないだろうと途中まで朝食の準備。写真の中の、ホウレンソウのおひたし、インゲンのゴマ和え、イカダイコン、シュウマイ、温野菜サラダまでつくったところで起きてきたので交代。彼女はブリのナベ照り焼きをつくっただけだ。さあ食べようとすると何と味噌汁が出来ていない。マイタケと豆腐を入れ、菊の花を散らしてとりあえずの味噌汁をつくって食べた。今朝はなんだか忙しい!
自公与党は、参院の特別委員会で戦争法案(安全保障関連法案)の採決を強行した。これが民主主義の国の国会だろうか?まず、憲法違反であることが明確になったこと、そして安倍内閣の立法の根拠とした事実が崩れてしまったこと、さらには依然として国民の多数が今国会での成立を望んでいないことなどを考えれば、この時点で立ち止まって考えるのが政治家のとるべき態度ではないか?ところが中央公聴会、地方公聴会が行われるとすぐに委員会を開き、総括質疑を行った上で質疑を打ち切り、採択を強行する筋書きだったのが、野党の徹底抗戦で、委員会を開けず、委員長の不信任の動議を否決した直後に「採決」したらしいが、私もテレビで見ていたが、何を言ったのか聞き取れない。まさに、国権の最高機関である国会のあり方が問われるものだと思う。自公与党と手を貸した一部政党に厳しく抗議したい。こんな異常な法案は廃案にすべきだ。