このところ少し重い社会問題をあつかった『こつなぎ物語』を読んでいて少し疲れたので、お軽い時代小説を読んでみた。少し前（2015年5月）に発売されていて、買おうかどうしようか迷っていたのだが、思い切って購入しておいた。元目付の愛坂桃太郎（名前からしてお軽い感じ）は、不肖の息子が芸者・珠子に産ませた外孫・桃子と偶然出会いメロメロになる。孫可愛さのあまり、珠子の住む同じ長屋に住みつき、いつも桃子を背中に背負って子守をする日々を送るようなる。可愛い孫を守るために、桃太郎の秘剣が唸るという筋立てだが、ちょっとありえないような話だが、結構面白く読ませてくれる。実際ありそうな話ばかりでは小説は出来ないだろうし、たまには肩の凝らない小説も良いものである。
9月3日。おはようがんす。毎日薪づくりでホコリにまみれている。昨日は気温が少し高かったので盛大に汗をかいてしまった。もう2～3日で通常分は終わる。あとは稲刈りが済んでから、予備の薪を切る。以前は畑に野積みをしてシートをかけておいたのだが、雪に埋まってしまうので大変だった。そこで車庫の一角をあけて3棚分を積む。その上には焚き付け用の小枝を束ねてのせおく。雪や雨にはあたらないので、良く乾燥して春先の燃料になる。何せ、薪ストーブが9月の終わり頃から4月いっぱい必要なので、こういうことになってしまうのだ。
今朝は、今年の新じゃがで肉じゃがをつくった。シシトウと厚揚げの炒め煮、サケの切り身、ホウレンソウのゴマ和えにサラダ。じゃがいもはやはりとれたてが美味しい。
