山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

『あなたの町で戦争があった』=加藤昭雄著

2015-09-14 18:14:31 | 読書

『あなたの町で戦争があった』という本が大野図書館に出ていたので借り出して読んだ。加藤昭雄は1946年北海道生まれ、岩手県立高校の教員となり、岩手県高等学校教職員組合書記長などを歴任、退任後は高校教諭という人物だ。この本は、岩手県内の空襲の模様を関係者の証言をもとにまとめたものである。私の眼を引いたのは町内八木の空襲の記述である。共産党町議である妻に聴いたが、八木空襲の話は知らなかった。もちろん、私が知っているはずがない。昭和20年8月の終戦直前に、八木に空襲があって某旅館の従業員、家族、宿泊客が防空壕で亡くなったということである。もし安倍内閣の戦争法案が通ったら、報復として日本の本土が爆撃されるかもしれないのである。安倍君の「大丈夫」は全くあてにならないと思うが。どうだろうか?


水稲共済の被害研修会に参加

2015-09-14 18:06:49 | 農作業

今日は岩手県農業共済組合の水稲共済損害評価講習会が大野農村環境改善センターで午前10時から開催されたので出席した。今年度の水稲の損害が出た場合の評価をするための講習会である。義父が高齢のため、共済部長の役割を果たせなくなったので数年前からその役割を引き継いでいる。わが家の田んぼは今年は順調で、一部倒伏があるものの平年以上の収穫が期待されている。したがって共済組合の出番はないのだが、1共済部長として可能な限り協力しなければならない。


『遊び奉行』=野口卓著

2015-09-14 07:33:34 | 読書

野口卓という作家の『遊び奉行』という小説を読んだ。まず、野口卓という作家を知らなかった。野口卓は1944年徳島市生まれ、立命館大学地理学科を中退したあと、様々な職業を経験し、ラジオ・ドラマ脚本・戯曲を執筆。平成5年一人芝居「風の民」で菊池寛ドラマ賞を受賞。『軍鶏侍』で時代小説デビューを果たすとメディアからの絶賛を受けると紹介があった。題名の『遊び奉行』というのがまずイメージにわかなかった。「遊び奉行」とは、正式名を裁可奉行といい、家老職が健康で仕事に支障がなければ、月に一度町奉行や郡代奉行の手におえない訴訟を採決し、願いに対して許可を与えるのが役目で、一日のつとめで終わることから「遊び奉行」とうらやましがられ、めったに公務の席に出ないことから「蔭奉行」とも呼ばれた。

この物語は南国園瀬藩をめぐる騒動を描いたものだが、出てくる盆踊りの様子からすると徳島あたりが舞台になっているような気がする。藩主の長男だが、妾腹の亀松に父である藩主が家老家の養子になるように指示し、家を次男に継がせることを告げる。それは藩をお牛耳っている筆頭家老の影響を廃するためにとられた措置なのだ。最終的にはそのもくろみは成功するのだが…。この本の中に『軍鶏侍』の主人公になるらしい人物が出てくるのも面白い。読んだ本は2012年12月の祥伝社より発行されたもの。


今日の朝食(9月14日)ハルマキなどちょっと豪華

2015-09-14 07:22:00 | グルメ

9月14日。おはようがんす。昨日は午前中、妻とともに宣伝カーを出して町内で「戦争法案は廃案に」と訴えた。私の住む町では県議選が無投票だったので、今一つ盛り上がりにかけているのだが、昨日は演説は2か所にして流しの宣伝もやってみた。何事か?と驚いている人もいた。種市駅前では無所属で無投票当選した県議が出てきて「ご苦労様です」と言っていたが、こに人物、達増支持グループから知事選では一時立候補の意向を示していた元復興大臣の支持を表明してあたりを驚かせた人だ。達増氏の無投票当選が決まって、複雑な心境であろうと同情してしまった。

さて、今日は洋野町議会で一般質問が行われる。妻は弁当持ちで議会に行くので、今日の朝食のメニューもちょっと豪華。魚はカジキのナベ照り焼き、ホウレンソウの磯部巻、手作りハルマキ、煮物にサラダといったものが並んだ。

私は今日は農業共済組合の水稲共済損害評価研修会である。わが家の水田は、今年はイモチは全く見られないので対象外だが、共済部長なので出席しないとならない。


長野市議選で共産党が7人全員当選

2015-09-14 07:17:56 | 政治

インターネットで検索したところ、長野市議選で共産党の7候補が全員当選していた。先週の岩手県議選で2議席から3議席への躍進につづき、長野市でも「戦争法案反対」を明確にかかげた日本共産党が議席を増やした。安倍内閣・自公の与党は世論がどこに向かっているか知るべきだ。参院での強行採決は断念せよ!戦争法案成立を断念せよ!声を高く叫びたい。