今、小杉健治の風烈廻り与力・青柳剣一郎にはまっている。4巻目の『刺客殺し』を読んだ。剣一郎の剣道場で同門だった浦里佐源太は、陸奥の藩につかえ、幸せな家庭を築いているはずだったが、佐源太の零落した姿が江戸の町で散見されるようになる。一方、首をざっくりとえぐられた武士の死体が見つかる。それは絶命剣という恐るべき技だ。陸奥のある藩の跡目争いで、佐源太は藩主の密命を受け、妾腹のこの暗殺を命じられていた。剣一郎と佐源太の最後のたたかいが繰り広げらる。とにかく、お家騒動は無事におさまり佐源太は藩に復帰するのだが、そこに青痣与力の粋な計らいがあった。息子の剣之助の成長も楽しみだ。
9月16日。おはようがんす。与党は参院特別委員会で「戦争法案」の採決を強行するつもりのようだ。中央公聴会の直後に委員長が職権で総括質疑を提起し、今夜中にでも委員会で採決を強行しそうな動きだという。憲法違反が明らかとなり、立法の根拠が崩れ去った法案を多数でもって強行するなど「言語道断」である。例え、数の力で押し通しても国民はそれを許さないだろうと確信している。
今日も洋野町議会の決算特別委員会が開かれるので妻は弁当を持って行く、今朝はたくさんある自家製のピーマンを使って肉詰めなどをつくった。
私は今日も畑にある古い小屋の解体作業。昨日で7割ほど解体したが、柱は根元が腐っており、屋根を拭いたトタンもボロボロ。元は稲を干す「ハセ」用の木材を入れていたのだが、今はコンバインで刈り乾燥機に入れるので「ハセ」の出番はない。「ハセ」用の木材(栗とカラマツ)はすでに切り分け、今年の冬の燃料に積み上げてある。小屋の柱もストーブの燃料になって最後のご奉公だ。