今朝も配達を終え、読書でもしながら仮眠を取ろうと敷きっぱなしの布団に入り、6時30に起きてみると妻がいない。今日は「秋のゴミ掃除」で近くを流れる大野川の河川敷で「カンカラ拾い」をしているらしい。食卓を見ると、ホウレンソウの磯部巻が出来ているだけだ。何ということか?と思いつつ、では!と取りあえずあるもので料理をはじめた。
まず味噌汁は、頂きものの「開いたナメコ」と豆腐でたちまち完成。冷蔵庫にあったサンマの開きをグリルに入れ焼いている間に、ピーマン、ニンジンン、キャベツを刻み野菜炒めに。私は専用の中華鍋を使っている。まず、ニンニクとショウガを刻んだものを油に入れて香りを出す。ばら肉の細かく切ったのを先に炒め火を通して皿に取っておく。ニンジン、ピーマンと炒めてさらにシイタケの薄切りを加え、肉を戻す。野菜に火が通ったら、火を弱め出来合いの「中華味」、塩、コショウ、しょうゆ、酢(少々)、料理酒などで味を整える。結婚する前は、野菜炒め一つまともにできなくて、塩とコショウを入れすぎてとても食べられない物を作ったこともあるが、今では野菜炒めなどは鼻歌交じりにつくれるようになった。その割にあまりつくらないのだが。
この他に、「メカブ」を小鉢で添えた。スーパーで売っている「切りメカブ」だ。メカブはワカメの胞子をつくる器官でワカメの根っこのすぐ上にこぶのようなものが出来る。これを細かく切って湯がくとぬめぬめした食感が美味しいし、健康にも良い成分が入っているという。三陸沿岸では当たり前のように食べているが、他の地域の様子はわからない。
ま、とにかく「やっつけ仕事」で朝食の準備を終えるころ、めがねを曇らせて妻が帰ってきた。明日は「新聞休刊日」なので、またまた繋温泉の安い宿を確保している。今日の昼間は「沿岸復興一揆」の集会(盛岡)に私は参加するが、妻は町の女性団体の芸能祭に出席してからくるらしい。ただ残念なことに今日は雨の予想だし、低気圧の発達で明日は雪の予想。今年最後にどこか山に登りたいが、それは不可能。明日は、盛岡で映画見物かな?では、また!