お晩でがんす。
今日はケイカル600㌔を散布した。大きな農家ではトラクターに取り付けるアタッチメントがあって機械で散布する。わが家のような零細な農業者は、人力で散布するしかない。それでも背負い型の散布機を今年の春に購入しておいたので、それなりにはかどるのだが、背負い袋に入る重さが20㌔なのである。私が岩大ワンゲルの新人時代は濡れたテントを入れたキスリングという横長のザックを背負わされ20㌔以上を背負って歩いたこともあったが、それは10代後半のもっとも体力のあった時期でトレーニングもしていた時代の話。20㌔を30回、午前10時から午後4時まで、まあ良く頑張ったと思う。
そういうわけで、今日の晩飯は妻がつくることになったので、「山賊食堂」はお休みである。
明日からは牛の堆肥を入れ、田んぼの低いところには土を入れ(客土)、秋起こしをして年内の田んぼの作業は終わり。昨年は、堆肥入れを一気にやって全部の田を一気に起こした(総選挙に立候補を要請されたため)。それで、春になって再度田起こしをして代掻き(当地では「トロまわし」という)をした時、やけに低くて深いところがあったが十分是正できなかった。あまりに深いところには、「シラマサ」という土を入れてもらったが、やや深い位の所には、普通の山土をトラクターで運んで入れようと思う。春になって田植えが近づくとこういう作業は落ち着いてできなくなり、とにかく植えられるようにしようという気になってしまうので要注意だ。