酒屋のスタンプカードが、またまたいっぱいになりました。杯の絵のマスに「酒」というハンコを押してもらう、手作りのものです。最近は磁気カードを使ったポイントカードが、どこの店でも使われていますが、あれは何だか味気ない。こういう「いつもどうも~」を形にしたみたいなサービスが、常連としては嬉しいものです。ちなみに、スタンプが18個のマスすべてにたまると、2000円として使えます。
ということで、ちょっと贅沢を。ご存じ「楯野川」。しかも山形の酒米「出羽燦々」を、なんと33%まで磨いた純米大吟醸です。33%というと、鑑評会に出品するレベル以上。1升で1万円してもおかしくないところが、5千円弱と良心的です。まあ、私ごときの身分ではスタンプカードの力を借りないと買えませんけどね。
さて味の方は・・・おおっ、消えた!梨のような、やわらかい香りをほんのりと残して、あっと言う間に消えていきます。天女の羽衣のようなと言えばいいのか、現実的でない軽さと柔らかさ。
しかし、ここまで「ふんわり」していると、実体がないようにも感じられて、好みの分かれるところではあると思います。私は好きですけど。とにかくこの「ほのかさ」は素晴らしい。こういう美的センスが好きです。
堪能しているうちに意識と記憶が、ほのかになっていき・・・
ということで、ちょっと贅沢を。ご存じ「楯野川」。しかも山形の酒米「出羽燦々」を、なんと33%まで磨いた純米大吟醸です。33%というと、鑑評会に出品するレベル以上。1升で1万円してもおかしくないところが、5千円弱と良心的です。まあ、私ごときの身分ではスタンプカードの力を借りないと買えませんけどね。
さて味の方は・・・おおっ、消えた!梨のような、やわらかい香りをほんのりと残して、あっと言う間に消えていきます。天女の羽衣のようなと言えばいいのか、現実的でない軽さと柔らかさ。
しかし、ここまで「ふんわり」していると、実体がないようにも感じられて、好みの分かれるところではあると思います。私は好きですけど。とにかくこの「ほのかさ」は素晴らしい。こういう美的センスが好きです。
堪能しているうちに意識と記憶が、ほのかになっていき・・・
2000円サービスとは豪気ですねぇ。
安いのなら1本買えるし、中爺さんのように特上を買えるわけですね~。
中途半端な特典よりお店としても有効かも。
これだけの価格設定で純米吟醸酒を提供できる酒造さんは、たいしたものです。
会社のワインソムリエも兼業している同僚が言いました。
世界中で人と会話をしながら飲む酒は「日本酒」と「ワイン」だけ、
他の酒は一気に飲み干すだけです。
(愛飲家には申し訳ありませんが「ウォッカ」と「ウヰスキー」が槍玉に挙がっています)
いろんなポイントカードは、ほとんどが使わずに持っているだけです。しかしこのスタンプカードだけは、やたらと回転が速い。不思議なカードです。
バーボンをストレートグラスで「かぽっ」と飲み干すのには憧れたことがありますが、やっぱり日本人には無理ですね。鼻血が出そうなほど、むせました。
旨い肴と旨い酒…じっくりと味わって呑む日本酒は、やはり日本人の心です。