関ヶ原

　今さらな感じもありますが、携帯で映画を観ることを覚えたので、旅先の休肝日の夜長に活用してみました。

　ということで「関ヶ原」。役所広司が家康、岡田准一が石田三成の、あの映画ですね。昔、映画館で予告を見たときにあまりにも面白そうだったので。

　感想をひと言で言うと…う〜ん。これだったら、かつてのいろいろな大河ドラマの方がずっと上のような気がする。なぜ皆が石田三成についていかなかったのかなどを、もう少し深彫りできてたらと思います。
　しかし、家康の「嫌らしさ」は素晴らしかった。結局、こういう奴の方が勝っちゃうんだよな…。と、しっかりと嫌な気分になれる。

　私は、あまり歴史に詳しい方ではないので、今回は「大谷刑部」の潔さが新鮮で、素直に感動しました。通のみなさんには、今さらでしょうが、石田三成の「唯一の」親友として、たぶん負けるとわかっている戦に「らい病」をおして出ていくのはグッと来ます。

　福井の敦賀の人だったんですね。今週、敦賀の学校でも演奏しました。本当は「ゆかりの地」など見て回れれば良かったのですが…またの機会に。