今年の大河ドラマも楽しく観ています。紫式部が主人公の平安時代。いつものような合戦シーンがないこともあって、我が家の女性たちにも評判が良い。
思えば例年は、首をはねたりするところもあったりするので、大河ドラマは独りで隠れて観るものでした。家族がいない平日の夕方などに観ていて、ガシャっと玄関の音が聞こえて急いで消したりする。…まるで、いやらしいもののような感じです。NHKなのに。…女性には気を遣わされるものです。
しかし、今回のはそういう心配が無く、しかも高校の日本史や古文で出てくる部分があり、娘の学校でも推奨されているとこともあって、初めての「食卓で観る大河」になっています。
さて、ドラマの方はかなり面白い。男性の登場人物がほぼ全員「藤原さん」なので、わかりづらい部分はありますが、凄まじい権力争いは、歴史書にもあるとおりで、ある意味では戦国時代の「〜の戦い」のようにわかりやすい戦争より、奥が深く、心理劇の要素が強くて面白い。
学校の日本史の授業の影響で、私より娘の方が詳しい部分もある。花山天皇とか。私はすっかり忘れていたので、教えてもらいました。
この先も楽しみな、素晴らしい作品だと思います。
ただ、観てる人はわかると思いますが、もはやこういう感じなら、BGMには潔く、本当のクラシック音楽を使ったほうが良いと思うのです。「ちょっとだけ改ざんしときました」みたいなのは、かえって集中力が削がれる。…皆さんはどうお感じでしょうか?
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