昔、子供達が小さかった頃の話です。
その日が「母の日」だということに、まったく気づいてなく、普通に「晩ご飯まだぁ?」みたいな感じで、私と息子と娘とダラダラ遊んでいました。
料理をしていた奥さんが、急にその手を止めて、「今日、母の日なんだよ!…誰も何にもしてくれない。」と呟いたのです。
背筋が急冷凍したので、急いで二人の子供を車に載せて、とりあえずケーキ屋に向かいました。
すると近くの店はもう閉店。あわてて携帯で検索し、息子に案内をさせて車で次のケーキ屋へ。そこで、売れ残っているものを片っ端から買って帰りました。
まだ息子も小学校の高学年で、娘は幼稚園生だから仕方がないのですが、慌ててケーキを買いに行くという突然のイベントに、ただワクワクしていたようです。
…「母の日」なんだから、本当は父さんがビビる必要はなくて、お前たちがあたふたするべきなんだぞ!ということを伝える余裕もありませんでした。
それからは毎年、事前にみんなで打ち合わせして、落ち着いて母の日を迎えています。プレゼントだとか、カードだとか、それぞれ抜かりなく分担するのが、我が家の習慣となりました。…このようにして民衆は調教される。
今年の母の日は明日ですね。なのですが、明日は私が夜の本番だということを事前に申告し、我が家の「母の日」は本日。私がいつもよりも気合いを入れて夕飯を作り、娘がプレゼントとカードを選びました。息子からも、明日、何か送られて来る手はずになっています。
…世の中、よそのご家庭も、こんな感じなのでしょうか?
とりあえず今年の母の日も、つつがなく終了いたしました。
その日が「母の日」だということに、まったく気づいてなく、普通に「晩ご飯まだぁ?」みたいな感じで、私と息子と娘とダラダラ遊んでいました。
料理をしていた奥さんが、急にその手を止めて、「今日、母の日なんだよ!…誰も何にもしてくれない。」と呟いたのです。
背筋が急冷凍したので、急いで二人の子供を車に載せて、とりあえずケーキ屋に向かいました。
すると近くの店はもう閉店。あわてて携帯で検索し、息子に案内をさせて車で次のケーキ屋へ。そこで、売れ残っているものを片っ端から買って帰りました。
まだ息子も小学校の高学年で、娘は幼稚園生だから仕方がないのですが、慌ててケーキを買いに行くという突然のイベントに、ただワクワクしていたようです。
…「母の日」なんだから、本当は父さんがビビる必要はなくて、お前たちがあたふたするべきなんだぞ!ということを伝える余裕もありませんでした。
それからは毎年、事前にみんなで打ち合わせして、落ち着いて母の日を迎えています。プレゼントだとか、カードだとか、それぞれ抜かりなく分担するのが、我が家の習慣となりました。…このようにして民衆は調教される。
今年の母の日は明日ですね。なのですが、明日は私が夜の本番だということを事前に申告し、我が家の「母の日」は本日。私がいつもよりも気合いを入れて夕飯を作り、娘がプレゼントとカードを選びました。息子からも、明日、何か送られて来る手はずになっています。
…世の中、よそのご家庭も、こんな感じなのでしょうか?
とりあえず今年の母の日も、つつがなく終了いたしました。
ありがとうございます。
たしかにそうです。「忘れられている」ということが問題のようですね。しかし、「忘れていない」ということを形で示さないといけないというところが難しい。ひとつ間違えると、日頃の貢献も無になることがある。
要注意ですね。
ありがとうございます。
「何もない」のは、つまり「調教」が行き届いていないとうことです。
調教しましょう。恐怖で支配することも時には必要です。