若い頃はオールシーズン、カロリーの高いものを食べても平気でしたが、このぐらいの歳になるとそうもいかない。というより、入らなくなってくる。
しかも、この暑さ。昔は気が付かなかった「体の欲求」に気づくようになります。
…無性に「なす」が食べたい。
もちろん、知識として「夏野菜は体を冷やしてくれる」ということを知っていましたが、実感したのは初めて。先週の「さいたま」の熱が、まだ体にこもっているせいかもしれません。
ということで、夕飯当番の今日は、ナスと鶏肉の「さっぱり炒め」。
…旅行から帰ってから、積極的に夕飯当番をかって出ています。
昔は演奏旅行から帰ると、「ああ…疲れた疲れた。ようやく、家でのんびりできる。ほら、帰ったぞ!それ、お土産だ」
こんな風にして帰ってきたものです。今考えると、愚かきわまりない。何度も恐ろしい目にあいました。とくに子供が小さかった頃は「こんなアタリを受けるなら、帰って来なければよかった」と思ったことも数知れず。
家で日常を送っている奥様からしてみれば、「サボって遊びに行っていた家事の分担相手が、やっと戻って来た」という認識しかないのです。
ここを理解してからは、「旅行中はしっかり遊んで、しっかり休む」を心がけております。
…「家に帰るまでが遠足」。昔からある格言ですが、「家に帰るまでが演奏旅行」では足りない。「家に帰ってからが、演奏旅行の苦労」なのです。
それはさておき、「なす」の料理。いくつもは作れないので、メインになるようなものにしたい。
そこで、ポン酢をベースに、いろいろと調味料を加えて、きのこやネギも入れつつの炒め物としました。
また最近、さらにわかってきたので、味付けとは別に、洋風なら「マギーブイヨン」、中華風なら「鶏がらスープ」、和風なら「昆布だし」を、こっそり入れるようになりました。
堕落?
なのかもしれませんが、別に料理を極めるつもりはないので、大目に見ていただきたい。…おけげで無事に好評を博しました。
今年もまだまだ何度も演奏旅行がありますが、演奏で疲れている暇はない。…さらなるスキルアップに努めます。
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