雪辱

　昨日から10月。ということで、１日の昨日は文翔館の抽選日。文翔館は半年前の抽選なので、３ヶ月ごとに公演をしている山形Qにとっては、本番がある月の１日がいつも抽選日となるわけです。

　思えば半年前の抽選で、クジを外すという苦渋をなめたことが、今月の「第85回定期」が平日開催となった理由です。

　あれから半年…二度とあのような屈辱は味わうまいと、血のにじむトレーニングを重ねて(?)臨んだ昨日。気合をみなぎらせて向かった抽選会でした。

　…とはいえ「できれば競合が現れず、無抽選だったらいいのになあ」などという甘えた気持ちも湧くのでした。自分も歳をとったものです。これまで何十回と連続で無敗を記録してきた、かつての私はどこへ行った？

　逃げ腰を見透かしたようにやはり、ピンポイントで競合がいらっしゃいました。こうなれば、湧き出る弱気の虫を押さえつけて、いざ勝負！

　私は後手でしたが、曳いたクジの棒の先に輝く当たりの星マークをハッキリとイメージしてから恐る恐る見てみると…あった！

　これこれ。これがギャンブルの快感。錆び付いてきたものの、熱いものがまだ自分の中に残っていました。喜ぶべきかわかりませんが。

　ということで、山響のスケジュールが変わらなければ、４月の「87回」も休日の開催となります。

　ただ、前から予告されていた文翔館の改修工事は７月〜10月に決定した模様。「88回」と「89回」は別の会場を探さなければなりません。決まり次第お知らせします。