暑いさなかですが、今日は曇りで、予想されていたような大雨でもなく、比較的穏やかな天気。
平日にもかかわらず、ご来場下さったたくさんのお客様に感謝します。
今回はとにかく、ゲストのフルート小松崎さんの活躍に尽きると思います。本来のオペラでは考えられない音数で、吹きっぱなしのコンサートでした。
元々のモーツァルトの音楽が素晴らしいので、どこも手を抜けない。かなりの重労働だったと思います。
しかし、終演後のお客様の反応を見ると、やって良かったと思える。正直なところ、オペラという、総合芸術の極みのような豪華な作品を、たった4人で再現するのはそもそも無理のあることでもあります。もしかしたら、退屈に感じられてしまうかも、という心配もありました。
ところが、さすがは山形Qの常連の皆様。みなさん、曲がわかっているので、それを4人の器楽だけで表現していることをきちんと評価してくださる。おおむね楽しんでいただけたようでひと安心。中には「新しい発見がありました!」などと言ってくださる方も。…おぬしも相当なマニアよのう。
とにかく、曲の魅力に助けられながらも、それを皆さんと一緒に楽しむことができたような気がして、幸せなひとときでした。本当にありがとうございました!
さて、次回は10月15日。またまた平日で申し訳ない。文翔館に場所を戻し、山響首席コンサートマスターの犬伏亜里さん、そしてヴィオラの田中知子さんをゲストに迎えてモーツァルトの「五重奏曲」を中心に聴いていただきます。
また、ぜひ皆さんと文翔館でお会いできればと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます