中爺通信

酒と音楽をこよなく愛します。

見えるよろこび

2019-06-26 23:59:00 | 危機管理
 最近、ものが見えづらい。

 老眼…も始まっているのは間違いないのですが、遠近の調節にやけに時間かかる。

 そして日頃、裸眼・メガネ・コンタクトと3つの状態があるわけですが、それが移行した時に、しばらくの間、とくに全くピントが合わないのです。

 「さあ、出かけよう」とコンタクトを入れると、逆に視界がボヤける。左右が逆なのか?とか、片目に両方はめたのか?(若い頃、二日酔いの朝によくやりました)のかとも思うが違う。

 要するに、年齢とともに、眼の状態が変わって、今までのレンズが合わなくなったのでしょう。


 ということで、いつものショップではなく、眼科に行ってきちんとレンズを処方してもらうことにしました。

「ボヤけるのは、ドライアイのせいかも知れませんね。検査してみましょう」

 ドライアイの検査をご存知でしょうか。飲食店で、ストローが入っている紙の袋がありますよね。あれの少し細いやつみたいな検査紙を、両の眼尻に突っ込んで数分放置。涙がどのくらいの長さまで染み出すかを測るという、極めてプリミティブな手法によるものなのです。

 これが痛い。泣けてきます。

「あ、涙の量は充分ですね」

…ドライアイの人でも泣き出すくらい、ストレスフルな検査だからだとは考えないのかな。


 やや釈然としないものを感じながらも、その他の診察においても、眼に異常は無し。ただ、視力がまた下がったようです。度が1段階アップ(ダウン?)しました。

 そして「断然こっちの方が目にやさしい」ということで新製品を薦められる。1日で使い捨てのやつです。今までの「2週間もの」よりもだいぶ高くつきますが、「4日間試した後に診察して決めましょう」という事だったので、まあ仕方ないかと。

 試しにはめてみると…

…その時、世界はふたたび、活き活きとした輪郭を取り戻したのであった。見えるって気持ちいい。そして、「まるで裸眼」は誇大広告ではなかった。フィット感も素晴らしい。技術は進歩しているんですね!

 入れ歯の安定剤のCMで、嬉しそうにものを噛んでいるお年寄りのような表情になってしまいました。…見えるよろこび。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 久慈へ | トップ | さくらんぼの実る頃 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

危機管理」カテゴリの最新記事