Winding Road

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ウクライナ戦回顧録

2005-10-14 | フットボール全般
昨日は普通に試合見て、終わったらすぐ寝ようと思ってました。でも、たかだか親善試合なのにやたらと腹立ったので、勢いで更新しちゃいました。終了直後に突然、ただの愚痴を書きなぐって申し訳ありませんでした。


K澤アナとM木解説者による一体どんな爆笑居酒屋トークが繰り広げられるのか、そんな事を気にしながら待っているとスタメン発表。

シェバいないのかよ・・・。箕輪も予想通りベンチスタート。この時点で7割位やる気なくしたので、ネットサーフィンしながら、適当にテレビチェック。でも、チラ見でも分るほどのウクライナの猛攻。前半よく0で抑えられましたね。

後半は割りと真剣に見ていましたが、いきなりきたのは中田退場。ハァ?イミワカリマセン。この前のラトビア戦はミスパス(こっちはお得意の芸当)、今回は不可解な退場。彼散々でしたね。
結局守備的布陣を敷くことになり、これじゃあ大久保の出番もなしか、と思っていると、川添ピッチ解説様(この人を放送席に置くべき。冷静かつ的確な解説をしている)のレポートが入る

「角澤さん、日本交代です。柳沢に変わってDFの箕輪です

来たよ!まさか出番があるとは。ヤナギと変わってピッチに入ったときは本当に感無量でしたよ。
ここから先はテレビにかじりつくようにして見てました。
相変わらず攻めていたのはウクライナでしたが、よくもまあ外しまくってくれて助かりました。たまに日本も敵陣までボールを運んではいましたが、フィニッシュの形までは持っていけませんでしたね。この辺が今後ワールドカップに向けて世界の強豪を相手にしたときの大いなる課題でしょうね。

ただ守備は、相手の信じられないシュートミスなんかにも助けられながらよく耐えていました。
ミノも体を張ったディフェンスで安定感を見せていて、ホッとしました。

個人的にはスコアレスドローで終れれば御の字だと思っていましたが、テレビの向こうでは、解説者の名を借りた新橋のオッサンサポーターM氏が盛んに

「勝ちたい。これ勝たないとダメですよ。いやあ勝ちたいなあ。勝てる日本」
を連呼される。あんたさ、気持ちは分るけどよ。解説者として冷静に分析すれば、価値あるドローを取るべき展開というのを伝えてくれよ。日本から得点の匂いが全くしないじゃないか。もう彼独自の世界観には言葉を失います。

ただそれ以上に素晴しい世界を披露してくれたのは主審様。凄い!昔のプロレスの悪徳レフリーかと思いましたよ。レッドもそうですが、駒野のショルダーチャージにファールの判定。サッカー知ってますかあなた。ショルダーは正当なチャージですよ。そして問題のPKシーン。何でしょうかあれは。あれでファールならクロスに対してDFは競りに行けないでしょう。或いは、あれが判定の基準だとしたら、Jリーグの試合でワシントンや巻・高松といったFWはみんな何本でもPK獲得できますね。 ジョージや上川が可愛く見えましたよ。

ウクライナは強かった。主力が抜けていてあれですからね。審判抜きにしても、日本負けてました。まだまだ課題は山積み。でも日本は伸びる余地があるはずですから、今後に期待したいところです。

この経験を糧にして頂ければよいですね。代表も、もちろん箕輪も。