元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

あたまやまを見た

2011年07月09日 22時46分36秒 | アレコレ鑑賞
「元たま AKBと1位争いに困惑」

 どちらも1位に興味ないんじゃね?元たまは言わずもがな。AKBはもう何度も取ってるでしょうから。

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 保育園の人形劇で「あたまやま」を見た。人形劇を見たのって30年ぶりくらいだ。しかもひとりで演じていた。話は落語の「頭山」らしい。ケチな男がさくらんぼの種を食べたところ、桜の木が頭から生えてどーのこーのするお話。最後は自殺する。

 まぁ話は同でもいいんだけど、いわゆるプロがやる人形劇はこんな感じなのか~と感心しながら見ていた。後ろの人まで良く聞こえる発声や、物語の展開。子供が相手なので、配慮も色々あるだろう。

 わざわざ行って見たいかと言うと、うーんという感じなのだが、十分面白かった。生はいいですね。
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白夜行を読んだ(ネタバレ)

2011年07月09日 01時14分29秒 | アレコレ鑑賞
「照英 画像ブーム知っていた」

 へー。

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 東野圭吾の「白夜行」を読んだ。面白いって話を友人から聞いていたので読んでみた。読む前の印象としては、綾瀬はるかと山田孝之が二人で並んでいるドラマのイメージがあったので、ちょろい恋愛物なんだろうな。なんて思っていた。内容はゼンゼ違った。

 作品としては面白かった。文庫本で厚さ4センチはありそうなサイズなのだが、苦もなく読みきってやった。もっと読んでいたいと思ったほどだ。だがしかし、ラストシーンはちょっとなーと思った。主人公の亮司は最後まで一歩先に行っていてほしかった。そもそもサンタの格好で店に現れるなんてらしくない。そして死ぬなんてもってのほかだ。

 あと最後の方のシーンで利用するためだけの女に身の下話をするなんて、これまたらしくない。亮司は誰にも心を許してはいけない。雪穂以外ね。一方の雪穂は最後まで嫌な女で良かった。唯一自分の義理の娘に自分の弱みを聞かせるけど、それは彼女の弱さというか計算と言うか、とにかく良い。

 雪穂はドラマでは綾瀬はるか、映画では堀北真希だったらしいが、両方とも見ていないので分からないが、良いキャストだったのだろうか。雪穂を演じるのは大人の女を感じさせる人にしてほしかった。綾瀬はるかも堀北真希も子供っぽくね?オレがキャスティングするなら黒木メイサを雪穂にした。黒木メイサの、あの笑っていても人を和ませない笑顔とかぴったりだと思うんだけどな。

 亮司は名前知らないけど、モテキの主人公とかかな。目が細くて知的で、何を考えているのか分からない顔。


 最近、好んで東野圭吾を読んでいるけど、ファンにはなれないでいる。もう少し作品を読んで、ファンになれないストッパーの原因を探ってみようと思う。まぁなんでか大体分かっているのだが。

白夜行 (集英社文庫)
クリエーター情報なし
集英社
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