昔も今も、母乳育児成功の秘訣は、あまり変わらないようです。
生後2週間までの母子の母乳に対する取り込みにあるのですが・・・、
以外におろそかにしているのが、抱き方であろうと思っています。
赤ちゃんの嫌う抱き方が定着しているようです。
私思うのですが、人間の腕の長さや、曲がり方が、授乳を可能にするようにセットされているように思います。ただし、それを可能にする抱き方は、人間の知恵を必要とするようです。
一言でいいますと、横抱きで、大仏様のポーズなのです。背筋を伸ばして、胸を突き出し、抱くほうの腕を腹の前に横にして(脇はしめること)。肘に赤ちゃんの頭をのせて、ママの乳頭の真上に赤ちゃんの口を置くのです。乳頭が5ミリから、1センチあって、乳輪付近が柔らかくなっていれば、赤ちゃんは生きるためにくらいついて、ママの乳を飲むのです。
上手な抱き方は、母親が娘に、助産師が産婦に教えなければならないのですが・・・継承が上手くいっていないことを強く感じます。
先日も、退院してきたばかりのママの授乳の指導をしてあげたのですが、
横抱きの脇をしめることと、胸をつきだすことを特訓しましたら、少し短い乳頭に上手に吸い付くことができて、ゴクゴク飲むことができました。乳頭付近を柔らかくするマッサージはママに教えて、自己マッサージで成功しました。
授乳指導は授乳経験者なら、誰でもできると思っています。
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