母乳コンサルタントの日記

ママさんたちへ、母乳とマッサージ

男性も母乳が出る?

2015-08-29 17:16:25 | 日記

これは日経(8/29)に掲載されていた、男性の乳頭に授乳させているエクセントリックな写真です。LGBTとは、性的少数者 との注がついていましたので、一般的なママたちの関心事とは異なります。

私が母乳に携わってから30数年になり、あの頃は知識の取得に貪欲で、乳房の疑問の回答を求めて、大学の先生や著名な医師に疑問をぶつけたものです。

その時の疑問で、男性は母乳が出ないのか?でしたが、乳房があり、乳頭があるのですから、乳腺組織も存在しているはずです。そんな時に「男性も老女も赤ちゃんの吸引の継続があるなら、母乳はでる事あるのです。」との回答をどなたかにいただいたこと??あったように思うのです。

母乳の原料は血液ですが、母乳の生産にはプロラクチンのホルモンが必須です。射乳にはオキシトシンのホルモンが必須なのです。出産とともに赤ちゃんへの授乳が継続されるなら両ホルモンは脳下垂体から、血管を通して乳腺組織に到達して赤い血液を白い母乳に作り替えてくれます。

私は理論的には男性も老女も、可能の部分があるのではないか?と思っていました。ですので、この写真を取り上げてみました。

ところで、ホルモンですが、出産した女性でもホルモンの皆無のことが2万人~3万人に1人発生する―と医学書にありました。私は1度だけホルモン無しのママにあったことがあります。一滴の乳も、にじみもありません。もちろん乳房の張りはありませんでした。


乳頭の好み

2015-08-23 16:49:50 | 日記

このイラストの乳頭はとても嬉しそうな表情をしています、柔らかく、だらりと伸びていますね!。

この状態の乳頭が赤ちゃんの好みの乳頭なのです。

硬くてちぢまっている乳頭を赤ちゃんは嫌います。何故なら赤ちゃんの上顎と舌から乳頭が抜け落ちて、授乳行為ができないのです。

では、乳頭を柔らかく伸ばす方法ですが、このイラストのように、乳頭をママの指ではさんでもみもみするのではありません。(かえって乳頭が硬くなります。)

イラストのママの指先を見てください!。ママの指は乳輪部にあります。ここへのアタックはB&Bマッサージのstep2に説明してあります。

 


母乳とビール

2015-08-08 15:16:47 | 日記

隣人に若いフランスの独身女性がいます。彼女の姉がフランスで女の児を出産したことを話してくれました。

私は「フランスでの母乳促進の食品を、姉に聞いてほしい」と告げました。現在はスカイプというネットで比較的簡単に会話ができるようですので。

その回答は「ビールを飲むことです」でした。「但し、ノンアルコール」とのことでした。

私は驚きました。あまりにも以外な回答でしたから。

民族による母乳信仰はどにもあるのです。現在は人工ミルクが母乳の地位と並ぶどころか、優勢に逆転しているのですから、母乳を出すための悩みや努力を、母乳信仰などと馬鹿にする方もいますね。 

私はビールの効用をネットで検索してみました。「大麦とポップの苦みが主原料です。ホップの苦みは消化を助け、食欲増進ストレス解消剤であり、欧米では20世紀の初頭まで、「フイストロゲン」という女性ホルモンと同じ働きをする効用があるとされています。」

母乳が唯一の赤ちゃんの糧であった時代には母乳分泌をよくすための努力が、民族間でおこなわれていたことは確かなのです。

日本ではお米(特にもち米)です。韓国ではわかめスープ、中国では鶏肉、豚肉、スープ。と聞いております。

欧米では特別な食品を聞き出していませんでしたから、それがビール(ノン・アルコル)と聞いておどろきました。

ビールはストレス解消剤としての効用をうたっています。ハーブ茶もストレス解消剤として脚光をあびています。私もその説明には同感です。

強度の継続するストレスは乳腺乳管を委縮させて、母乳の流れが悪くなります。ストレス解消を身近なビールにもとめたのは正解であるとおもうのです。

日本では、昔はストレス云々の前に腹一杯米を食べたかったのでしょう。貧しかったのであろうと思うのです。その時代の文化を強く感じるのです。!

彼女の姉の住まいはドイツに近い所と聞いていますので、ビール好きのドイツの文化が色濃く残っているのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

効用


1年前

2015-08-02 09:28:33 | 日記
 
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