指導がマチマチ 2 2013.5.20<o:p></o:p>
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この桶谷式マッサージ法及び慶応式については、今年1月頃の私のブログ「母乳マッサ-ジの不思議シリーズ」に詳しく記しています。<o:p></o:p>
私が不思議に思うのは、桶谷式の実技は助産師以外に公開していないのです。母乳マッサ-ジは神聖な医療行為で、助産師の特権である・・・とも。助産師に教えをこう乞うと、回答のようです。閉鎖的な助産師会の姿勢に戸惑いと怒りも覚えます。他の批判を受け入れなければ、それが、正しいか、間違っているかわからないのですが。<o:p></o:p>
私は、一貫して、母乳マッサージはママとなる女性の必須の常識でなければならないと、力説しています。ですから、女性なら、どなたにでも理論と実技は教えています。<o:p></o:p>
また、自分で産後のマッサージは、少しの例外を除いてママ自身ができる、理論と実技を確立しています。母親教室などで、教えておいてほしいと念願するのです。ママの産後の動揺は、正しい母乳を出す、理論と手技を知らないからなのです。<o:p></o:p>
性教育と同様に母乳マッサージは教えておきたいです。<o:p></o:p>
母乳は基本的には出るのです。私の子供の頃、戦前には90%は出ていました。(不足は人類の課題でしたが。)今日のような母乳衰退は、ミルクの出現とその普及によるのですが、<o:p></o:p>
ミルクの便利で安価な価格が、母乳との競争に勝利したと思うのです。この状態は、現在の文明の継続と共に変わらないと思うのです。歴史を元に戻せることは出来ないのですが、人間の英知が再度母乳に燭光を与えると信じます。それは、第一に少なくともこれからママになる女性に母乳の大切さとその出す方法を教えておくのです。例として、禁煙の啓蒙であります。戦後の日本では、多くの人がプカプカとたばこを吸っていました。でも、喫煙の弊害を啓蒙した長い期間を経て、喫煙は確実に減りました。母乳の普及のルネッサンスは、教育にあると信じています。<o:p></o:p>
もし、天変地異などで、ミルクがストップしても、母乳があるなら、赤ちゃんは生きるのです。母乳が出ないために、我が子の死をみなければならない事ほど、母親にとって悲しい、残酷なことはありません。<o:p></o:p>
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