現在、私は高齢と体調不良の理由で、母乳の仕事は中止しています。
それで、母乳のニュースはあまりお伝えすることができませんが、開業以来のブログは400件を超えています。
その中から、ママたちのお役に立つブログを再登場してみようと思います。
2011、6/7日付けです。
ベルギー在住の日本人ママから、母乳マッサージについて問い合わせがありました。
ベルギーは他の欧米諸国と同様に、母乳マッサージの発想はなく、母乳マッサージ師は存在しないのです。
出産すれば母乳は出る、不足はミルクで補います。
母乳マッサージは東洋医学の按摩や指圧などで、体にふれた手の感触から、、母乳の出や乳房の痛みに効果があることから
必然的に生まれたのです。
西洋医学では、手技で乳房を改善し、母乳量も改善できるという発想はなかったようです。
母乳量の改善には食事とストレスを考慮していたようです。
私は17日間のクインメリー号の船旅で、オーストラリヤ人、ドイツ人、イギリス人、シンガポール人などに母乳の出る食事について
アンケートをしたことがあります。全ての回答は、母乳のためには豚、鶏、魚などの蛋白質と、そのスープをすすめていました。
牛肉をすすめた方はいませんでした。
日本では、餅米である餅や赤飯を、昔はすすめていました。
母乳の出は、乳児の生死にかかわることですので、その国や地域の文化の影響を受けていたと思います。。