母乳コンサルタントの日記

ママさんたちへ、母乳とマッサージ

赤ちゃんの生命力

2011-03-31 11:15:16 | インポート

赤ちゃんは、この世に生を受けた時から、たくましい生命力を持っています。

その最大の行動は、吸引力であろうと思います。

確かに、この力が無かったら、生の保障はないのですから。

私が何を言いたいのかと、

ママの乳頭でも、哺乳瓶のゴムの乳くびであろうと、赤ちゃんの好みといいましょうか、

吸ってくれれば、いいのです。

ですが、ママの乳頭は十人十色で、必ずしも赤ちゃんの好みに出来ていないのです。

その反対にゴムの乳首は、殆どの赤ちゃんが上手に吸えるのです。

苦労なく、十分はミルクが得られるのですから、人工ミルクに軍配が上がりますね。

そこで、母乳普及のために、特に大切なのは、ママの乳頭を赤ちゃん好みにしなくてはならないのです。

出産と同時に出来るだけ、ママの乳頭に慣らすことです。私のHPを再度みてください。

出産後1~2日は乳房はあまり張らないので、赤ちゃんの生命力で、赤ちゃんは大抵の乳頭

を好みます。3~4日頃は乳房は膨張しますので、乳頭は緊張して硬くなり、短くなりますので、

赤ちゃんは嫌います。そんな時にゴムの乳首を与えれば、赤ちゃんはゴムの方を好むようになるのです。

それでは、ママの負けですから、B&Bマッサージで、溜まり過ぎた乳汁を排出しますと、

多くの乳頭は柔らかく伸びてきますので、また赤ちゃん好みの乳頭になるのです。

赤ちゃんも生きていくために必死なのです。己が生命力を発揮するのです。

楽で、おいしい糧を選択するのです。

赤ちゃんは、嫌いな出ない乳房には、体ごとのけぞって拒否しますね。


袖すりあうも・・・

2011-03-30 09:51:46 | インポート

「袖すりあうも何かの縁」という諺(ことわざ)が、私の仕事の基本になっているようです。

母乳マッサージをしていますので、問い合わせは多々ありますが、

アドバイスや、相談のみで終わるママもあります。

それはそれで、いいのですが、私が訪問して母乳マッサージと母乳の出る指導が出来る方を、「ご縁があったようですね・・・」と思っています。

私のHPを読まれたママ、私の著書{母乳の修理屋さん」を読まれた方、口コミやチラシで、

私を知ったママなど、そして直接にお電話や、メールくださるママに、母乳への熱意を感じて嬉しくお持っています。

母乳の最大の敵は人工ミルクに違いありませんが、頼もしい、安全なミルクに成長していることに安堵をしています。でも、女性のシンボル乳房は児のためにあることを忘れるなら、近い将来必ず、天からのしっぺ返しが起こるように思うのです。

今回の災害をみていて、特に思うのです。


カンガール

2011-03-29 09:48:34 | インポート

近年ママたちは、カンガールように、赤ちゃんを前にくくって、外出しています。

今回の被災地では、リックサックのように、背中でおぶっているのが、多いようです。

豊かな文化の中では、ママの好みと言いましょうか、格好の良い方に流れていくようです。

災害時に、赤ちゃんは背中に居てくれた方が、ママは行動がし易いし、前方の見通しが利くので比較的に安全なのです。

太平の夢今だ覚めずーではありませんが、(おんぶり方は一例にすぎませんが、)

困難な時代への頭の切り替えをしていかなければならないと、切に思うのです。


潮流は変わる。

2011-03-19 15:50:29 | インポート

赤ちゃんは母親の庇護無くして、生きられません。

本来は母乳無くして生きられないのですが、ミルクで代用できます。

それで、ミルクに依存している社会になっています。

今度の災害と避難から見えてくるのは、不足の第一の要望は粉ミルクなのですね。

ママたちは、母乳が出れば!と今更ながらに思っていることでしょう。

戦前は90%以上のママは母乳保育でしたのに、現在は50%を切ります。

戦後はまぶしいばかりの戦勝国アメリカの文化の潮流にのりました。

私は悪いことではなく、当然のことと思います。豊かさ中に幸福度があることは確かなのですから。そしてその流れは65年続きました。

今回の地震から誘発された原子炉破壊という惨事。そしてその根幹になる電気の不足は

従来の豊かさへの警鐘と思うのです。

新しい文化への変革をよぎなくされていると考えます。


地震と津波

2011-03-14 09:00:01 | インポート

3月11日(金)の地震と津浪を、誰が予測したでしょうか!

私の約80年間の人生の中で、こんな恐ろしい津浪は初めて経験します。

私は、小樽港の近くで育ちましたので、海の恐ろしさを十分に知っていたと思うのですが、

幸いに津浪に襲われることはありませんでした。

海水の水面が10メートルにも隆起するなどとは・・・

今更ながらに、地球のエネルギーに感嘆します。

それはさておいて、

罹災したママと赤ちゃんはどうしているのでしょう。

母乳さえあれば、赤ちゃんへの災害の被害は、最小限に留まるでしょう。

でも、ママは災害のショックで、母乳の出は一時的に出なくなります。

でも、飲ませ続けると、元に復旧しますので、出ないからといって、

母乳を放棄しないで、飲ませ続けてください。