授乳期間中に乳頭に白いゴマ粒状の斑点が、往々にできます。
一般に乳口の1っに発見できるのです。原因は赤ちゃんの飲み方にあるのです。
口に入れる時と、口から抜く時に、赤ちゃんの はぐき が乳頭の一部を傷をつけてしまうのです。
すると、細菌の侵入を容易にしますので、そこに細菌が付着して、増殖したのが、白斑なのです。
乳腺炎の原因の多くはこれが原因と思います。
白斑は痛くなったり、赤く熱をもっこともあります。ですが、この段階では乳腺炎とは診断されません。
そして、白斑内での細菌は乳管を逆流して、乳腺組織に至り、そこでさらに 増殖した結果、発熱と、しこり を確認するように成長します。乳腺炎なのです。
先日も次にような電話がありました。
「良く出る方の乳頭に白斑ができました。熱は37,1度です。どうしたらいいでしょうか?」
私は前文のような説明をしたのちにアドバイスしました。
「赤ちゃんが原因ですので、この段階では、赤ちゃんに治してもらいましょう。ひたすらに患部のある方を飲ませ続けるのです。細菌を吸いだしてくれます。授乳以外の時間は冷罨法してください。B&Bのstep1で乳房をリラックスさせましょう。」
次の日、電話しました。「先生、白斑が枯れてきました!平熱です。」