母乳コンサルタントの日記

ママさんたちへ、母乳とマッサージ

「ヴィレンドルのヴィーナス」

2014-07-25 17:25:18 | インポート

Dscf6274_2 この写真は旧石器時代(約2万数千年前) に石灰岩で彫刻された10センチ程の物ですが、「ヴィレンドルのヴィナス」として有名です。 私がこの写真を驚きの目で見入ったのは山本高治郎著「母乳」(1983)の中です。今回、日経新聞の芸術と科学の間のコラムで(福岡伸一先生)同じ写真を拝見しまして、あらためて、この写真に感動いたしました。

私は職業柄、多くの乳房を拝見しますが、これほどの巨乳の方は少ないのです。。ただ、民族的な観察ではアジア系では少なく、ラテン系とアフリカ系に多いと感じています。

ただ私の観察では、、母乳の出は、巨乳イコール母乳良好ではないのです。巨乳が必ずしも出がいいとは思えませんが?ミルクタンクの大きさは乳の豊穣を意味します。子孫繁栄は母乳の出に左右された歴史が語ってくれますね。


乳腺炎の治し方

2014-07-16 15:47:49 | インポート

 マッサージはすればいいというわけではありません。

 マッサージ院に行って、2日後に乳腺炎になった―というような事例は時々聞きます。そのママは乳房のしこりを感じたので、マッサージ院に行ったのです。産院では、そのしこりを取り除こうと一生懸命に患部をマッサージしたのであろうと思います。乳腺炎は細菌による炎症ですから、外部からの力の連続で(マッサージ)で繁殖した細菌を除去することはできないのです。患部に余分な、刺激を与えるのですから、細菌の更なる繁殖をうながすことになりす。しこりは一気に発病になります。

 しこりは最初はうっ滞乳(乳がたまっただけ)か、乳腺炎の初期なのです。どちらの治療法も、1、冷たいタオルで冷やします。 2、患部のある方の乳房をいたわるのです。(B&BマッサージのStep1のみします)重ねて言いますが、力をいれてはいけません。3、赤ちゃんに頻繁に吸ってもらうことです。発熱がなければ、どちらも完治します。発熱したら、乳腺炎ですから、医師の診断を仰いだ方がいいのです。

 乳腺炎で発熱しますと、炎症の産物として黄色い膿が産出いますが、それを高度なマッサージのテクニックで、排出することは可能ですが、100%ではありませんから、抗生剤での治療が確実です。


オピニオンリーダー

2014-07-11 10:43:54 | インポート

 20代で、子供を2人産み、栄養士として育児指導を手伝い、50代から、現在の仕事を継続しているので、育児については、オピニオン・リーダーでありたいと思っています。

 出産、育児は若いママ一人では、あまりに負担が多すぎるのです。日本では里帰り出産が普通ですので、母親の援助を受けられるので、とてもよいことです。私はよく家庭を訪問することが多いのですが、その50代の母親の多くは積極的な育児のアドバイスをしていないように感じるのです。古い母親の育児は現代の育児と違うので、娘に嫌われるようで・・・と遠慮しているのです。(そんなことはありませんよ!人類の誕生以来、多くのことが、母親から娘へ伝授されています。)

 私の指導方法は、私が長い人生経験から得た最高の方法を1つだけていねいに教えるのです。

 たとえば、抱き方にしても幾通りかあります。私は経験から取得した一番の抱き方のみを教えます。そして、上手になるまで、幾度も幾度も特訓します。

べつの方法は、その方法がダメなときにママ自身に選択してもらいます。


ネットに感謝

2014-07-05 18:21:28 | インポート

 あふれるばかりのネットの情報から、「母乳でこんにちは」を選択してくださるママさんたちが多くなりました。「HPの内容に興味をおぼえた。自分の母乳にたいする考えと一致する。他のマッサージと違うのはなぜなのだろう?など。」 多くのママさんたちは真剣に母乳に向き合っている姿勢を感じます。

 母乳の普及率が50%を切って、母乳の危機を叫ばれてから40年ぐらいの時が流れました。衰退した最大の理由は、人工ミルクの出現とその普及で、新しい文化としての市民権を得たのです。母乳成分に近く、安全で、便利で、母乳育児のよな苦労がなく、そして比較的に安価であることが、ママたちの共感を得て、母乳の位置をおびやかす存在になったのです。

 私「は母乳が一番よ!」 と訴え続けてきました。災害で、電気や、汽車が止まっても、食べる物があるなら大人は生きていけるのですが、母乳の出ないママにとって、ミルクがストップしてしまったら、赤ちゃんは生存していけないのです。

 私の母乳マッサージは、桶谷式と違います。それは、私のHPを見て頂けるとお分かりとおもいます。

 今年中に、HPの更新をと思っています。 ご期待ください!