日本ふうパッチワークの原型と思われるのが、上記の虫食いの布です。
明治維新からほどなく生を受けた私の祖母の作品でして、昭和の始めに制作されたと思われます。
虫食いでボロボロになっていますが・・・・祖母の節約精神を感じるのです。
小さな布切れも捨てないで、縫い合わせて 作品として利用する精神を私は大切と思っています。
現在は、洋服類の布製品や、メモ用紙や包装紙などの紙製品など、安価で大量に販売されていますので、
大切に使用し、再利用している人は少ないように思います。
私は祖母のこの作品を見るたびに、自分の生活態度を反省するのです。
そして、ワンピースのお尻の部分が薄くすり切れたようになりましたので、あて布で補強してみました。