母乳コンサルタントの日記

ママさんたちへ、母乳とマッサージ

B&Bマッサージ習得法

2011-04-23 11:28:32 | インポート

B&Bマッサージは理論も手技も簡単と思っています。

しかし、ママたちはHPや、本に書かれたことからでは、目的を達している方は、少ないことを知りました。

どこに、その問題があるのか?常々考えています。

確実に伝えられる方法は、私が直接に手を取り、足を取る、丁寧な指導法のみか、無いように思えるのですが。

愛撫に近い手の動作で、乳房をマッサージしていると乳管がリラックスして、本来の乳汁の流れに回復するだけの、単純な理論です。その手技も簡単なのです。

ですが、愛撫とか、優しくとか、と書き手のイメージする事と、ママたちの受け止め方は、ちがうのですね。

私の著書「母乳の修理屋さん」のなかで、ほおずきの芯取りの話を加えています。

まさに、その要領なのですが、なにがなんだかわからないーとの指摘もあります。

話題は少しずれますが、私は社交ダンスをこの年で習っています。ワルツのステップは形と順序ですので、どうにか覚えられるのですが、本来の美しいワルツを表現することのむずかしさにとまどうのです。ビデオをみても、先生のデモンステレーションを拝見しても、凡人の私には、わからないのです。ただ、先生から、幾度も幾度も、レッスンされてようやく身についてくるのでした。

B&Bも3次元の動作になりますから、それを、ペーパのみで習得することは、大変かもしれません。

それで、ママたちが希望なら教えますので、ご連絡ください。

子供を産んだ時にしか、経験できない貴重なことですので、是非にトライしてみては如何でしょう。


夫の力

2011-04-22 08:41:39 | インポート

或ママが、言いました。

「乳腺炎になったので、夫に吸ってもらい、膿をだすことできました。」

「本当に正解の処置よ」とほめました。

乳腺炎の多くの原因は、赤ちゃんの吸飲による乳頭の切り傷から、細菌が侵入して、炎症をおこすのです。それで、初期の段階では、赤ちゃんに吸い続けてもらうと、細菌を吸い出してくれますから、多くは完治するのです。ですが、乳汁が汚染されて膿になったら、無理です。

その時に、夫に吸いだしてもらうのです。

この方法は、有史以前からの正しい方法です。

現在は、抗生剤で完治させるのが一般てきですが、抗生剤の乱用の弊害が指摘されています。

私は母乳マッサージはママたちの成長過程で常識的にしるべきものであると思っています。ですから、ママの夫には、マッサージの方法を必ず教えています。

母乳育児には、夫婦の協力を必要とすること、夫婦愛が欠かせないのです。


大本営発表

2011-04-18 16:31:27 | インポート

タイトルを見られて、「何のこと?」と若いママは思われるでしょう。

今回の災害での政府の発表を見ていての感想なのです。

80歳を超えての私が語るのは、第二次世界戦争のことですが、今回の政府の一連の発表は、負け戦が濃厚になったた頃の戦果の発表と似ていると思うのです。ガナルカル島やフイリッピンなど南方の戦果もそうですが、北極に近いアリューシャン諸島のアッツ島の玉砕のニュースでした。冬の越冬など、100%無理なのは当時16歳の女学生にもわかる事でしたのに。

今回の原子炉の事故は、想定外としているようですが・・・

「悪魔の火」とも言われている原子炉が事故った時の処理、対応法を偉い先生方や、東電の幹部がマニアル化しないわけはありません。安全、安全と発表しているのですから。その対策はされていたはずです。右往左往する政府の発表は何を意味するのでしょう。

毎日、毎日、流れる原子炉と放射線のニュースを聞いていますと、敗戦色濃いあの当時の

トーンと重なるのです。

震災から1月過ぎた4月16日に私は成田空港に行きました。私のイメージにある成田は人があふれ、華やいだ日本の繁栄を目にする場所でしたのに・・・。人影もまだら、大きな建物だけが寒々とした、日の消えたような空港でした。私は繁栄の終わりを見たように感じました。

オール電化の掛け声は、何時頃かれでしたか。

今は節電せよですから、何をかいわんや です。

出来るだけ自然と調和して、分相応に生きていかねばならないことに再度気がつきました。

若いママは、母乳に再度目覚めて欲しいのです。どんな災害でも母乳が出ていれば、児は母親と共に生存でいます。


母乳不足の原因

2011-04-05 13:55:07 | インポート

マッサージを一番必要とする時は、産後1~2週間の乳管開通の頃です。それから

母乳不足の時にも効果ありますが。

私のHPを再度見て下さい。産後の乳房は激しい変化がおきるのが普通です。

その頃は、赤ちゃんには飲みにくく、出にくいのです。タイミング良く(私はメロンの食べごろと称しています)。BBマッサージをするなら、多くの母乳は出やすく、乳頭は飲みやすくなります。

その時の目的は、母乳は生産されているのですが、出口(乳口)が未開通なので、マッサージで開けてあげるだけののです。そっして赤ちゃんが上手に吸いつくなら、母乳は継続します。

タイミングと、手技が適切なら、1回で赤ちゃんが満足するようにでるでしょう。

それに対して、不足のときには、簡単ではありません。

毎日の生活の中で生産させていくのですから、生活全般から考慮しなくてはならないのです。

BBマッサージをして、注意深く乳頭を観察していますと、ドロドロしたよどんだ乳汁の排泄をみるでしょう。また透明ぽい乳汁もでます。それが或程度排泄されると、乳色の正常な乳汁にかわります。乳腺にたまっていた残り乳汁を排出するのが目的なのです。それは1回のマッサージのみでは、(経験から)正常にもどりません。1週間を目安にBBマッサーじをママに継続してもらいます。そして赤ちゃんに頻繁に飲まし続けるのです。

すると、母乳はだんだん正常にでるようになります。

ママの根気が試されますね。

母乳保育の成功は、ひとえに出産後の乳管開通時の指導にあると思うのです。


神様のジェラシー

2011-04-04 10:24:25 | インポート

私は旅好きで、多くの国を観光したり、ホームステイしています。

それで、日本の国との比較になるのですが、島国で、温暖な四季折々の景色、単一民族の穏やかさ、経済の安定など、幸福な国であることを再認識するのです。

多くの日本人はそれを自覚していないようですが、神の視線からすると、ねたましい民族なのでしょう。チッポケな島国にしては分をわきまえぬ民族に思えるのでしょうか。

これでもか、これでもか・・・のぜいたく三昧・・・

それを咎めるように、天災と人災が同時にきました。

それを神様の怒りではなく、ジェラシーと思いたいのです。

「日本よりももっともっと贅沢で傲慢な国はありますよ、それなのに、

私たちに嫉妬はないでしょう。私は何もねたまれるいことはしていません。」

若いママは言いました。

巨大な津波のような力は、ささやかな個人の想いなどつぶしてしまうようです。