母乳の出を良好にするには、産後1~4日目までは、低カロリーがいいのです。
肪分の少ない低カロリーの食事ですと、ママの皮下脂肪を燃焼させて母乳にしますので、、薄い乳汁になり、乳管内にある細胞のカスなどを洗い流してくれますので、乳管中を母乳が流れやすくなります。
近年の産院の食事はご馳走沢山の高カロリーが一般的です。
高カロリーにしますと母乳の分泌が増しますが、、乳管中の乳汁が流れにくく、乳房はパンパンになります。緊満状態という現象です。
すると、乳頭は硬直して、棒のようになりますので、赤ちゃんは舌にのらないくて、怒ってかじるので、多くは乳頭に傷ができます。すると、最近の侵入となり、乳腺炎になるのです。
低カロリーにして、乳量は僅かでも、吸わせ続けることです。
すると、授乳行為とその継続がスムーズな乳管開通という、シャワのように吹き出る分泌状態になるのです。
また、個人差が大きい乳房、乳頭であり、赤ちゃんの飲み方も個性が多様で、、上手に吸えない子もいます。この新米同士のドッキングを可能に導いてくれるのは、入院中のことですから、助産師さんの指導法に負うことが多いです。
私のホームページでは、初乳期の乳房の扱い方を説明してあります。
「乳管開通」とは、授乳の継続により、徐々に乳管が広がって乳汁が出やすくなることなのです。
本来は赤ちゃんが根気よく飲むことにより、自然に乳管が広がりコンコンとわき出てくるのですが、赤ちゃんの吸引力が弱かったり、、継続ができないときには、母乳マッサージのプロや助産師による手技で開通させます。また、私は、ママ自身でできる自己マッサージの方法もホームページで公開しています。