今年もゴーヤの苗を植えました。１本はすくすくと成長していますが、もう１本のは地面から這いあがることができないのです
。私は紐でむすんでやることで、ようやく成長しだしました。
私は多くの赤ちゃんに接する職業ですが、全員が健康ではありません。障害のある赤ちゃんを目にするときに、どのようにその親に向き合っていいか・・・。貧乏くじを引くように、恵まれない子を産むことがあるのです。
私の親戚に、脳性麻痺の子がいました。もう５０歳を過ぎましたが施設で健在ですが、両親が先に他界しました。その両親の筆舌できぬ苦悩を見てきましたので、なぐさめ言葉が見つからないのです。
私が言いたいのは、出産はできるだけ若い中に、若い男女からは確率的に健康な赤ちゃんが生まれることは確かなのです。人生で一番大切なことは、子孫を残すことなのですから。
「食べるのは好きですが、料理をするのは嫌いですね、」という友人（老人）はとても多いのです。若い女性も同じ割合で料理をきらいます。或る男性が「女性は皆料理好きと思っていましたので・・・」と苦笑いしていました。
人好き好きですから、料理嫌いは仕方ないと思いますが、少ない収入しかない主婦が家族のために、健康を維持する栄養価の高い食事を、毎日提供する作業は、好き嫌いでは解決しません。努力しなくてはならないのです。
収入が多くて、食費を制限しなくてもよい家庭はそんなに多くはないと、思います。
私のＨＰ「新母乳マッサージ」の食事欄には、一人１月、１万円、２万円、３万円のランク別の栄養価と献立とその評価を記していますので、参考までにお読みください。２００８年の市場価格ですが、米の価格が安定していますので、（米１０キロ３０００円）消費税アップでみても、この試算は参考にできるでしょう。
ちなみに、３００円の牛丼が話題になりますが、１日３度３００円の外食したら、１月では２７０００円約３万円ちかい食費になります。栄養的にはエネルギーのみは確保できますが、タンパク質やミネラル、ビタミンなどの栄養素は確保できないのです。自分で食材を購入して調理すのなら、同じ価格で栄養価もおいしさも、満足できる食事がでるのです。３万円の食費を参考にしてください。
低所得者は、自宅での食事のみが、家計を健全にして、健康で幸福な家庭をつくり、将来に希望を見いだせる唯一の方法であると思うのです。
云うまでもなく、母乳分泌をよくするには 、満ち足りた食事に尽きると思っています。
―管理栄養士の立場から―
Ｂ＆Ｂマッサージは、主にママ自身でする母乳促進のマッサージを示します。プロや助産師にお願いしなくても、自分でできますよ！を主題にしています。
肩を揉むのは自分でもできますが、プロ、家族に頼む方が、はるかに楽で快適なことは明確です。ＢＢマッサージもそれは可能です。プロのほうが、効果的に乳房に対するトラブルを解決してくれるはずです。ただ金銭の出費はあります。
そのプロの養成も大切と思います。
私は正しい抱き方を幾度となく、ブログで書きました。
「大仏様ポーズ」
で、ごく自然な抱き方です。この抱き方は人類誕生以来のありふれた抱き方でしたから、他の抱き方が出現することなどあり得ないと思っていました。ですがこの頃は、赤ちゃんのあ頭や首をおさえての、いわゆる縦抱きなのです。
この抱き方は不自然です。ママは前かがみになりますので、疲れて、長時間の授乳は苦痛になります。赤ちゃんは首を押さえられますので、イヤイヤをすることが多いのです。赤ちゃんは飲む意思を持っています。ですから、赤ちゃんの飲みやすい乳頭を提供して、飲みやすい抱き方にするだけです。
この何でもない授乳の条件が、時代の流れとともに変わりつつあるのです。
私の新ママの指導方法は、この２点を重視しています。
先ず、乳頭を赤ちゃん好みにマッサージするのですが、それは、自己Ｂ＆Ｂマッサージで可能です。ママ自身ができます。そして乳頭があかちゃん好みに柔らかく伸びたら、抱き方の特訓です。ママは縦抱きでオロオロしていますので、その方法をすてて、大仏様ホーズに直します。ママは戸惑うようです。でもこの方法になれますね。
哺乳瓶の乳頭よりも、ママのを、赤ちゃん好みの乳頭にしなければなりません。それでも、赤ちゃんは、最初になれたゴムの乳頭を好むかもしえません。それでも頑張るなら・・・ママの方を好きになることでしょう。ママの根気もこの時は大切でしょうね。
インターネットは、私の小さな仕事を普及させるのにも、最大の宣伝力になりました。２０年前ぐらい前までは、産院において貰うチラシや電話広告が主でしたから、時代の流れを感じます。
また、私の著書「母乳の修理屋さん」の販売元は「日本随筆協会」で、一応書店でも販売されていました。それが、５年前にその協会が廃業になり、出版も販売も自前での業態になったことから、販売ルートの確立を模索しました。そして、行き着いた先が「アマゾン」での委託でした。
私は一応はネットの操作もできますが、８０代という年齢の思考ルートには、若年層のよな、即決的にネットを理解する思考ルートがないのです。それでもやっとこさっとこ、アマゾンとネット上で契約ができて、それから、１年は過ぎました。売れたのは３冊です。そして、毎月４、９００円掲載料として支払っています。損をしたことになりますが、宣伝費と割り切っています。
そこまでして、本を？ というお叱りもありますが、旧本がアマゾン市場に出回っています。３５年前の初版から８回増刷しましたので、７千冊ぐらいは市場にあるわけです。その旧本がアマゾン市場で売られていることを憂いました。旧本も基本的には間違いではありませんが、改定本の新本を是非に購読していただきたいのです。医学誌であり、著者の日々の研鑽を知ってもらいたいからです。
母乳マッサージも進化しています。新本は自分でできるマッサージの原理と手技を誰でもわかるように述べています。
