私は栄養士ですので、このようなタイトルには関心があるのです。
数年前から流行している糖質制限ダイエットです。米飯やパン、麺類を減らし、代わりに肉類など他の食べ物をとるだけで
手軽に痩せられるとする―とする方法です。多くの成功例などを、紙面やテレビで知ることになりました。
この上記の記事は、それへの批判を述べていますが、私が疑問を持っのは、食費なのです。
現在、平均的な食費は1月3万円位と推定しますが(私は一人で4万円~5万円食費は支出しています。)
日本人の多くの食生活は炭水化物(糖質)50~65%ぐらいで、脂質と蛋白質で50~35%と推察します。カロリーの半分を糖質で、摂取していることに日本人の米を中心とした文化と、それを可能にした適切な食費にあると考えています。ずばり、これが黄金比率なのではないか? と思うのです。
もし、糖質を40~30%に減らした場合、脂質と蛋白質は60~70%になります。
糖質の代表的な米は100gは40~50円ですが、(100g約360Kカロリー)。
肉類100g(豚、鶏、牛の価格平均100~500円として、カロリーは平均して200キロカロリー台ですので、米よりは少ないのです。
脂質類、バター100g約200円、サラダ油約20円 。脂質はカロリーが糖質の2倍以上ありますが、脂質のマイナスの部分が問題なのです。
食費は、単純に計算しても米の2~5倍になるのです。
家族の一人の皿に大きなビフテキがあり、他の家族は納豆とみそ汁では・・・・。
難しいですね!