母乳コンサルタントの日記

ママさんたちへ、母乳とマッサージ

ミルクを急に飲まなくなりました

2010-08-25 12:03:41 | インポート

2月半の赤ちゃんが、ミルクを嫌うようになりました。

相談でした。

母乳不足でミルクを足していたとのこと。

原因は

1、哺乳瓶のゴムの感触を嫌う。

2、ミルクの単一な味を嫌う。

3、ミルクの温度を嫌う。

であろうと考えます。

1、の時には、ゴムが赤ちゃんの舌になじまないのですから、しばらく

 スポイトか、スプンにしてみます。

2、ならミルクを薄めるか、砂糖を少し入れて甘みをまします。

 ヤクルトなどの酸味を少量入れたこともあります。

3、温度を水道水ぐらいの温度にさげたことがあります。(夏の時)

色々工夫してみてください。


片方が?

2010-08-21 17:10:53 | インポート

Aママの乳房のタイプは「優子型」で問題ないのですが、片方の乳頭は表面が桃のように真ん中がくぼんでいます。

そのタイプは、多くは副乳です。副乳のあるママは多いのですが、授乳に直接影響があるのは、乳頭と並んで発生する副乳と、乳頭の真下に発生する乳頭でしょう。Aママのは先のタイプでしたが、副乳の乳腺塊が乳輪部に(2㎝)ぐらい触診されました。そこには母乳がプールされている袋状があり、赤ちゃんのはぐきが当たるところですので、赤ちゃんは飲みにくいのです。

でも、最初はとまどったママも、BBマッサージと授乳を根気よく続けた結果、

その部分が伸びてきて、正常に授乳できるようになりました。


パパの協力

2010-08-19 11:42:17 | インポート

日本でも、育児休暇をとれるパパが多くなりました。

私は訪問先で、夫にも母乳マッサージを教えるようにしています。

夫婦協力が大切で、B&Bマッサージは比較的に理論も手技も簡単ですので、

夫の理解を得ています。

ママよりもパパのほうが、理解が早いように思えます。


オッパイと向き合う。

2010-08-14 10:26:26 | インポート

多くのママは自分の乳房の扱い方をしりません。

手荒く扱っているママが多いのですが、正しい扱い方を教える人がいないのですから、ママはどうしていいのかわからないのが、現状と思います。

結婚前には、あまり意識しなかった乳房ですが、妊娠に伴う乳房の変化に、ささやかな喜びを覚えるのです。ところが、出産後の激しい乳房の変化にどう対処していいものか、本当に悩むのです。私の著書「母乳の修理屋さん」や、HPでその時の乳房の扱い方を書きましたが、理解していただけたでしょうか。基本的に乳房には優しく接しなければなりません。乳房は愛されることが好きです。両手でかかえこむように、愛し続けるのです。それだけで、乳房の多くの悩みが快方にむかいます。


人生の縮図?

2010-08-10 08:49:04 | インポート

このタイトルで、前にも記したことありましたが、

再度書いてみたくなりました。

たった1年少しの授乳期ですが、人生の喜怒哀楽を味あわせてくれますね。

苦労の少ない、母子ともに健康で、オッパイは十分にでて、幸せ一杯の授乳期でしたーと楽しげに語られるママもいます。それを羨ましと思うか、悔しいと思うか・・・

私の長い経験では、苦労なく授乳期が過ぎたママは少ないようにみています。

思うように最初は、母乳がでなかったり、乳腺炎になったり、離乳食でとまどったり、泣き虫赤ちゃんでママをこまらしたり、隣の子のようによく母乳を飲んでくれなかったり、…長い人生で起こるような、また悩むような問題が多発する1年間なのですね。

自分なりに一生懸命に赤ちゃんと向き合っていると、それなりに解決策がみつかりますね。苦労が楽しみに変わってきます。

卒乳はやがて、いや、直ぐに来ます。

それからは、その子の本当の意味の長い長い人生がはじまるのです。

授乳期はその準備期間なのかもしれません。