赤ちゃんの出生から卒乳までの1年数カ月は、人生の縮図にたとえられると思っています。
人生で経験する喜怒哀楽が凝縮されています。
赤ちゃんの誕生は多くのママにとって、最大の喜びです。
赤ちゃんがオギャーと、誕生を告げた時から、喜びと悩みの葛藤がはじまるのです。赤ちゃんは人形でないですから、成長の過程でママを驚かせ、悲しませ
ます。ママの根気を試します。ママをあまり困らせない優等生の赤ちゃんもたまにいますが・・・
母乳で育てていると、その厳しさを強く感じます。
母乳は思うようにでないのが普通ですから、ミルクを足したくなる。また母乳など放棄したくなります。赤ちゃんが乳頭をかじって傷ができて、乳腺炎をおこすことは稀ではありません。母乳が不足でないか?と悩む。親近者が色々のことをアドバイスする。まちまちの意見なので、ママはとまどう。
本当に乳腺炎になって、医者に母乳をやめなさいーと言われた。
それでも、母乳で頑張って、3ヶ月。赤ちゃんは母乳を前みたいに真剣に飲まなくなる、またママは悩む。
5ヵ月になって離乳食、ウンチが気になる。
7ヵ月2回の離乳食はなんとか順調、ほっとしているまもなく、今度は乳頭を
かみ続けて、ママに恐怖を与える。
12ヵ月、離乳食は3度、よく食べてくれるので、ママはうれしい。母乳は寝るときにほしがるのみ。
もう卒乳しいいかなあ?