震災後の新しい潮流
2012/03/15
「超先進国日本が世界を導く」の第1章です。震災前と震災後、日本人の考えが大きく変わったと日下先生は指摘します。東北地方での自衛隊に対する子供たちの感謝の思いが、何処でも見られるそうです。作業後の自衛官・警察官・消防隊員に敬礼を贈る子供たちに隊員達が敬礼し答える姿は新しい時代の姿です。テレビ・新聞も「反自衛隊」を止めました。
災害前の言論は、戦後の民主化の言論で、責任を自覚せず、他者を批判・責任転嫁が主であったが、災害後の言論は、戦前の言論のように、再び日本が立ち上がるために、何が不可欠かを考えるものが多い。
昭和20年の敗戦を境にしての、「戦前派」と「戦後派」のように、「災前派」と「災後派」に大きく分けられる。
「災前派」は「戦後派」であり、「朝日新聞」や「NHK」など大マスコミであり、東京大学を頂点とするアカデミズムの世界である。
大マスコミや東大などの権威は、この度の大震災ですべて「災前派」となり、今、日本に台頭してきているのが「災後派」である。
民主党の本質は「災前派」であり、渡部昇一が喝破した通り、「民主党政権は社会党なき、社会党の時代」を目指し、「歴史を変える」と大見得を切った。
「社会党の時代」をもたらした国民の判断は、「戦後レジームからの脱却」を掲げた安倍晋三政権に対し一大危機感を覚えた「戦後派」の政治家、官僚、マスコミの自己保身による総反撃が一時的に功を奏したものにすぎない。
民主党に期待を寄せた国民は、今度は民主党の目的が日本国を壊すことなのか?それとも壊れないと安心して、国の事より党利党略を優先することなのだろうかと不安に感じている。安倍晋三氏を見殺しにしたツケを自民党は負う。
自民党にも民主党にも日本として、「目指すべき国家像」はなかったのである。
自民党も民主党も第三極のみんなの党もしきりに財政や社会構造の制度設計を論ずるが、それ以前に日本の「国家としての根本」はどこにあるべきか?歴史的に紡いできた日本人の価値観や力をどう未来に展開していくか、その視点が抜けているのである。これが大震災前の日本の姿だった。
菅首相の資金管理団体が在日韓国人系金融機関理事長から計百四万円の献金を受け取っていたことが発覚した日に大震災は起こった。その五日前に前原誠司が在日韓国人から合計二十五万円の献金を受けていた問題で外務大臣を辞任していた。菅直人は震災・原発事故を理由に居座り、指示を誤り、原子力委員長に責任を押し付けようとし、退任後は闘いの最中なのにお遍路をしている。
「災前派」「戦後派」が駆逐されて新しい日本が始まる。「災後派」出でよ。
2012/03/15
「超先進国日本が世界を導く」の第1章です。震災前と震災後、日本人の考えが大きく変わったと日下先生は指摘します。東北地方での自衛隊に対する子供たちの感謝の思いが、何処でも見られるそうです。作業後の自衛官・警察官・消防隊員に敬礼を贈る子供たちに隊員達が敬礼し答える姿は新しい時代の姿です。テレビ・新聞も「反自衛隊」を止めました。
災害前の言論は、戦後の民主化の言論で、責任を自覚せず、他者を批判・責任転嫁が主であったが、災害後の言論は、戦前の言論のように、再び日本が立ち上がるために、何が不可欠かを考えるものが多い。
昭和20年の敗戦を境にしての、「戦前派」と「戦後派」のように、「災前派」と「災後派」に大きく分けられる。
「災前派」は「戦後派」であり、「朝日新聞」や「NHK」など大マスコミであり、東京大学を頂点とするアカデミズムの世界である。
大マスコミや東大などの権威は、この度の大震災ですべて「災前派」となり、今、日本に台頭してきているのが「災後派」である。
民主党の本質は「災前派」であり、渡部昇一が喝破した通り、「民主党政権は社会党なき、社会党の時代」を目指し、「歴史を変える」と大見得を切った。
「社会党の時代」をもたらした国民の判断は、「戦後レジームからの脱却」を掲げた安倍晋三政権に対し一大危機感を覚えた「戦後派」の政治家、官僚、マスコミの自己保身による総反撃が一時的に功を奏したものにすぎない。
民主党に期待を寄せた国民は、今度は民主党の目的が日本国を壊すことなのか?それとも壊れないと安心して、国の事より党利党略を優先することなのだろうかと不安に感じている。安倍晋三氏を見殺しにしたツケを自民党は負う。
自民党にも民主党にも日本として、「目指すべき国家像」はなかったのである。
自民党も民主党も第三極のみんなの党もしきりに財政や社会構造の制度設計を論ずるが、それ以前に日本の「国家としての根本」はどこにあるべきか?歴史的に紡いできた日本人の価値観や力をどう未来に展開していくか、その視点が抜けているのである。これが大震災前の日本の姿だった。
菅首相の資金管理団体が在日韓国人系金融機関理事長から計百四万円の献金を受け取っていたことが発覚した日に大震災は起こった。その五日前に前原誠司が在日韓国人から合計二十五万円の献金を受けていた問題で外務大臣を辞任していた。菅直人は震災・原発事故を理由に居座り、指示を誤り、原子力委員長に責任を押し付けようとし、退任後は闘いの最中なのにお遍路をしている。
「災前派」「戦後派」が駆逐されて新しい日本が始まる。「災後派」出でよ。