朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

震災後アンケート

2012-03-24 22:26:26 | 21世紀
東北大震災から1年
2012/03/24
 3月11日のアンケートが新聞に出ていました。東北3県の人たちに「去年より住みにくくなりましたか?」と言う質問の回答は、住みにくくなったと言う人は、35%でした。
 NHKなどの報道を見て居て、「住みにくくなった」の答えは80%くらいあるだろうと感じていた私は、「自分が世間知らずだなぁ」と反省しました。
 東北3県の人たちは、物事を悪く表現しない、物事を大げさに言わない、素晴らしい日本人の鑑だと感心します。
 九州に地震津波が来て、1年後にアンケートすれば、去年より悪くなったと言う人が9割だろうと感じます。
 九州は、朝鮮系・熊襲・隼人で古事記で言う土蜘蛛の系統の縄文人の末裔で物事を大袈裟に言いそうで、アイヌ系統の縄文人の末裔とは、気質・心情は大きく違うのではないか?
 平泉が世界遺産に登録され、いろいろ報道されますが、木造の寺院が1,000年そのまま残っているのは、九州人とは人種が違うようにも思います。
 金閣寺は、若い坊さんが世の矛盾に憤り、放火したと小説や映画で教えられましたが、平泉はそんなアホも出ないような、尊敬され、皆が大切にしたものでしょう。
 物事を悪く見て大袈裟に言うのが、朝鮮系であり、日本マスコミです。広報・宣伝は注意を促すため、激しく表現されます。テレビ見て居ても、コマーシャル・メッセージは音が大きくなり嫌になりますが、東北地震の報道もそうなんだと思うと、もう見たくなくなります。
 城戸四郎さんが松竹映画の社長のころ(昭和40年前頃)、テレビ放送のせいか観客数が減りました。城戸さんは、日本には大東亜戦争と言う大きな出来事があったではないか、「戦争に題材をとり面白い映画を創れ」と号令を掛けたようで、松竹映画は戦争の暗い映画ばかりが続き、嫌になったことがあります。
 あと、新東宝が「明治天皇と日露大戦争」を渡辺邦夫監督に撮らせ大ヒットになりましたが、明るく書くのと暗く書くのでは、大違いでした。
 宣伝と実際の落差を昔の言葉で「針小棒大」「羊頭狗肉」などと表現しますが、放射能の報道を見て居ると、針小棒大そのものだと思うし、総理大臣の言うことは羊頭狗肉そのものだと勉強になります。
 国民の東北地震への関心が減ったという意見が出て来たら、それは、マスコミの大袈裟報道が原因だと言ってやりましょう。津波の来るところには、住まない。高台移転か九州に移住だというような方針を早くきめましょう。

氷温解凍

2012-03-24 00:19:22 | 21世紀
氷温解凍
2012/03/23
 「ためしてガッテン」で上手な冷凍食品の解凍方法を教えていました。
 電子レンジでチンする。常温放置する。流水で解凍する。の方法を回答者は挙げていましたが、細胞内の氷が解けて、食材の旨みを溶かしだしてしまい、パサパサしたまずいものになってしまいました。
 正解は氷温解凍で、氷水で冷凍食品を加熱し、零度以上の温度にしないことだそうです。
 「過ぎたるは及ばざるが如し」そのもので必要な温度以上にしないことです。
 人生にもそんな場面も沢山ありそうです。
 お金をもうけ過ぎて、ものの見方が変り、人生を棒に振ってしまう人もいます。赤軍派は、モラルを厳しくした結果、総括・リンチ殺人を起こし浅間山荘事件となってしまい自滅してしました。
 敵方と、協議をするのに、10得られればいいと思っているのに、15~20を要求し、話が壊れ、戦いになることもあります。要求を11~12としておれば、10で妥協し、平和状態が保てたのにと言っても、戦争が起こってしまえばどうにもなりません。
 争いや協議をする時、落としどころはどこだと決めて話を始めなければ、出たとこ勝負となり、解決の目途の無い争いになります。
 今の国会を見て居て、民主党も自民党も何を争っているのか解らないのは、何かの交渉をしているのではなくて、次の選挙で自分が落選しないためのPRを目的としているからです。
 マスコミが煽り立てて、解凍に必要な温度以上になってしまい、不味い料理が出来そうです。
 反対すれば、目立ち、選挙に有利になるというのは、全学連からつながる左翼の専門ですが、民主党の消費税値上げの党内打ち合わせなど、野田総理の反対ばかり目立つようです。
 しかし、反対から生まれるものはありません。原発反対運動が起こされていますが、電気代の値上げになるだけで、再生エネルギー発電と持て囃しても、安価な発電には繋がりません。
 低線量の放射能は人体の健康につながると、日下公人さんの本に書いていますが、チェルノブイリ事故の調査を、日本の学者は、検討し、反対するならそれを発表し、日本人の放射能観を確定したいですね。北九州市議会は震災瓦礫を受け入れる決議をしましたが、民主党市長は、積極的な賛成はしないようです。瓦礫を拒否して、過ぎたるは及ばざるにならないように。