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教育困難高校

2017-02-05 17:31:24 | 21世紀
教育困難高校
2017/02/05
MSNポータルサイトに出ていた記事です。私(渡邉)も、教育で1番大切な時期は高校時代と思います。
 最近、高校不良学生が子分の中学生を多摩川河川敷でいじめ殺す事件んどがあり、どんな教育がおkなわれているか?など考えます。高校教育について、このように指摘されると怖いですね。
 『現在、世間が高校を評価する基準は、大学進学率が唯一と言っても過言ではない。15年ほど前から、少子化の影響を受け、全国各地で高校の再編成がおこなわれている。 再編成と言っても進学校の存続はまったく問題にされない。存続か廃校かの危機にさらされているのは、やはり、教育困難校である。
 学校をマネジメントしなければならない教員が、とにかく大学進学率を上げ、世間の評価を少しでも良くして生徒募集につなげようとするのは当然であろう。ごく一部の分野を除いては専門学校への進学率は高校のPRにならない。とにかく1人でも多く大学に行かせたいという願望は、生徒の適性や能力を無視し学校の都合を重視したものである。このような立場の教員にとっては、大学は、自身が務める高校の評価を上げる手段にすぎない。一方、一般の教員からは、「大したことのない大学に行っても何にもならない」と大学進学率の向上に消極的な発言が聞こえてくる。また「どうせ、うちの高校の生徒は、大学に行っても勉強についていけず辞めてしまうのがオチだ」いった言葉も耳にする。これらの発言は一部は正論ではあるが、最近の大学事情に通じていないことを露呈しているものでもある。
 また、「教育困難校」の保護者から必ず聞かれるのは「うちはオカネがないから国立大学に行ってもらいたい」という言葉である。この言葉から彼らが如何に大学や受験のことを知らないかが解る。国立公立大学に入れるのは進学校に通う生徒の中でもごく一部である。近年では多様な入試制度をうまく利用して農業や工業などの専門高校から入学する例もあるが、「教育困難校」からは絶対に合格出来ない。
 筆者が教えるあまり学力の高くない大学に通う1年生に「入学以前大学はどのようなところとおもっていたか?」をたずねたアンケートで印象的な回答があった。「親からも先生からも大学は」いいところだ。自由で楽しいところだ。と言われた。だからディズニーランドみたじなところだと思っていた。こんなに勉強させられると思っていなかった」とあったのだ。この学生のだまされたという思いが払拭される4年間であることを祈るしかない』
 若者全員大学教育という考えは、通用しない時代ですね。


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