朝礼の話題

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日光浴と長寿の関係

2016-06-11 21:05:30 | 21世紀
日光浴と寿命の関係
2016/06/12
 またまた、毎日新聞からの引用です。白澤卓二先生の投稿文です。
 紫外線は皮膚がんのリスクを増やし、皮膚の「光老化」を促進してシミやシワなどの症状を加速するとされ、多くの日本人が紫外線を回避している。
 しかし、紫外線を浴びることにより皮膚の細胞でビタミンDの前駆体が合成されることから、紫外線を回避することはビタミンD欠乏症の原因になる、との警鐘が鳴らされている。 高齢期にビタミンDが欠乏すると骨粗しょう症や認知症、がのリスクを増やすことから、生活の質を低下させ寿命を縮めている可能性が指摘されている。
 習慣的に日光浴することが寿命に及ぼす影響に関してはメリットとデメリットがあり、どちらを優先したらよいかに関する議論も多い。 
 スウェーデンのカロリンスカ大学のリンドクビスト博士らの研究グループは2万9518人のスウェーデン人女性を20年間にわたり追跡調査し、日光浴の習慣と皮膚がんの発症率や寿命との関連性を検討した。
 夏や冬にどのくらいの頻度で日光浴をするか、休暇中に海水浴などの日光浴を計画するか、習慣的に日光浴ベッドを使用しているか、などの質問から対象者を3群に分けて比較分析。 その結果、最もよく日光に当たる習慣のある群は、他の群に比べて有意に寿命が長いことが分かった。死亡率を詳細に検討すると、日光浴群では心臓病による死亡率が顕著に低下していることが分かった。
 一方、同群では、長寿化したために死亡率におけるがんの相対的寄与率が増える結果となった。
 興味深い事に日光浴をしない非喫煙群の死亡率と日光浴の習慣のある喫煙群の死亡率はほぼ同じレベルであったことから、リンドクビスト博士は、日光浴を避けることは、喫煙リスクと同等で、寿命を0.6~2.1年短縮するデメリットがあると指摘する。日本でも同様の調査が必要だろう。(白澤卓二・元順天堂大大学院教授)
 人間は元々、アフリカに生まれた動物です。黒人なら皮膚がんの心配もしないでよいのでしょうが、北欧などの寒冷地に住み、メラニン色素の抜けた白人には、皮膚がんは大きい問題なのでしょう? 日本人のうち縄文人系統の人間は、肌が弱くシミになり易いとされています。 適度の日光浴をし、ビタミンDを作っていないと、皮膚も白くなりすぎ、骨粗しょう症になりそうですね。
 喫煙の影響も、あまりたいしたことないですね? 日光浴と同じ程度の影響なら。
 女性は、色の白いことを望み、七難隠す、などと言い、高い美白化粧品は一大産業になっています。健康的な日焼け、スポーツしている日焼け、などが美しいという21世紀の美の基準をつくりましょうよ。
 黒人は長寿、黄色人種は中程度、白人は短命などと、人種的統計が出来ると面白いですね。もちろん戦争とかない平和時の平均寿命でです。
 日光浴のため、日傘は有害であると言う論文も書けそうです。帽子も日光遮断するから不健康。汗をかいて、日焼け止めクリームを流すのが、健康の元と言う説は?
 喫煙は 日光浴と 同危険        色白は 寿命が2年 短いよ



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